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(公開日:2017.12.05)
ロヒンギャの人々の早期帰還に対する懸念を表明

セーブ・ザ・チルドレンは、ロヒンギャの人々の帰還プロセスについて、ロヒンギャの人々が直面した重大な人権侵害に対する正義と説明責任が果たされ、ミャンマー西部ラカイン州での安全が保障されるまで開始されるべきではないと訴えます。


ライラさん(3ヶ月)を抱くラジュマさん(27歳)。バングラデシュ南東部コックスバザールに避難し、簡易シェルターで生活している。ラジュマさんは、ミャンマーからバングラデシュに避難してくるボートの上でライラさんを出産した。


また、12月5日に開催される国連人権理事会の特別会合において、理事国は、重大な人権侵害を非難するとともに、ミャンマー当局に対して、暴力に対する説明責任を果たし、ラカイン州への人道支援アクセスを妨害しないことを求めるべきです。そして、国連人権理事会は、ロヒンギャの人々の自主的な帰還と、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)による、国際基準に則った安全と尊厳が確保された形の帰還が保障されるまで、ロヒンギャの人々の帰還に反対することを求めます。

これから数週間のうちに、ロヒンギャの人々をミャンマーへ帰還させるというバングラデシュ政府の発表により、ロヒンギャの人々のなかで恐怖が増大しています。ミャンマーでのロヒンギャの人々に対する組織的な暴力やレイプなどの被害については、セーブ・ザ・チルドレンをはじめとする人道支援団体による報告書で発表されていたにも関わらず、ロヒンギャの人々をミャンマーへ帰還させることが決まりました。

セーブ・ザ・チルドレン バングラデシュ事務所代表マーク・ピアースは、「私たちは、ロヒンギャの人々が経験した恐怖の全容を把握していません。母親たちから、出産直後にレイプされた女性や、子宮を切り開かれた女性、生まれてすぐに赤ちゃんが生きたまま焼かれたという証言があるとおり、妊娠中の女性と子どもたちは、特に凄惨な暴力の被害者になっています。

出産間近の女性は、自分自身と生まれてくる赤ちゃんが生き残るための唯一の手段が、ジャングルを駆け抜け、何日も泥の中を這って避難することであったと繰り返し話しました。こういった経験をした人々を、安全の保障もなく、また、再び暴力を振るった者のもとへ戻されないという保証もないまま、つい最近逃れてきた元の場所に帰還させることは忌まわしいことです」と訴えます。

国境近くにある一時滞在センターにいたミナさんは、セーブ・ザ・チルドレンに対して、村が襲撃され、彼女の目の前で3歳の息子が殺されたため避難してきたと話しました。ミナさんは、「(村を襲撃した)彼らは、息子を私の腕から奪い、激しく燃える火の中に息子を投げ入れました。私たちが叫ぶと、彼らは、私たち親を地面に引きずりました。息子は焼けて灰になりました」と話しました。

バングラデシュ事務所代表マーク・ピアースは続けて、「これまでのところ、ミャンマー当局は、恐ろしい残虐行為を認めていません。ミャンマー政府が認めるまでは、ミャンマーとバングラデシュの当局は、ロヒンギャの人々の早期帰還を控えるべきです。そして、帰還を選択した人々が安全かつ自主的に帰還を行うことができるよう、具体的な行動が取られるべきであり、暴力を振るった人々の責任の追及は確実に実施されるべきです。これまでのひどい暴力に対する障壁のない独立した調査から始まるこのプロセスを実施するために、明確かつ迅速な手続きが必要です。しかし、ミャンマーで起こった、ロヒンギャの人々に対する暴力の度合いを考えると、これらの対応が数週間のうちに始まると想像するのは難しい状況です。

ロヒンギャの人々に対するこれらの保証がなければ、私たちは、想像を絶する恐怖を体験した人々を、再び心的外傷(トラウマ)に苦しむ危険に、また妊娠した母親や子ども含む最も脆弱な状態にある人たちを、レイプや殺害、残虐な行為をした人々のもとに帰還させるという危険に晒すだけであり、道義上、誰も帰還を支援することはできません」と訴えます。



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公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 広報 太田しのぶ
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