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日本/東日本大震災/子どもの保護
(公開日:2013.01.23)

矢本東保育所建設レポート〜わたしたちの保育所が出来るまで〜(2013.1.23)

 

昨年12月に、エボニックグループを始めとした皆様のご支援で完成した、東松島市矢本東保育所の開所をご報告させていただきましたが、保育所が完成するまで、私たちセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下SCJ)のスタッフと矢本東保育所の年長児26名が、保育所完成までの流れを一緒にレポーティングしながら関係者の皆様に報告するという“建設レポート”を実施してきました。5月から全4回実施した“建設レポート”をご紹介いたします。

 ◎第1回目『建設予定地に行ってみよう!』

SCJスタッフが、矢本東保育所の年長児「ひまわり組」の子どもたちと初対面したのは、少しずつ上着を手放せるようになってきた5月でした。
「今日は何をすると思う?」というスタッフの問いに「遊びに行くんでしょ?!」とわくわくした顔を向ける子どもたち。「震災後、なかなか散歩に出られる状況じゃなかったんです…」とおっしゃる所長先生の言葉通り、久しぶりの園外散策に出た子どもたちの興味は道中のお花や動物など、あちこちに向きながら、やっと建設予定地のコミュニティパークに到着です!
…といっても、そこにはまだ何もありません。この日の目的は、どの位大きな保育所ができるか、子どもたちに体感してもらう事です。
まず、準備されていたスタート地点からゴール地点まで、何歩で歩けるか図ります。

 





 


「・・・98、99、100・・・109!」


今みんなが歩いたのは“保育所の長さ” です。スタートしたところは玄関、ゴールはひまわり組のお部屋になります。「ひまわり組」という自分たちのお部屋が出て来て、子どもたちの顔がほころびます。


歩いたところをみんなで手を繋いでみました。


さて、次はロープで作ったひまわり組のお部屋でしっぽ取りゲームをしましょう。26人の子どもたちが走り回ってもぶつからない、広いお部屋です!










実際に建設する場所を見て、具体的な広さを体感した子どもたちは、徐々に「新しい保育所が出来るんだ」という実感が生まれた?1日でした。


子どもたちのレポート >>>お尻についている青い紐は“しっぽ取りゲーム”のしっぽです




  
◎第2回目『働く車を見てみよう!』


「今日も保育所行くの〜?」元気な声に迎えられ、夏真っ盛りの8月に2回目を実施しました。移動途中から、前回しっぽ取りで遊んだ場所がフェンスで囲まれているのが見えて、「何してるのかなぁ…?」と興味津々の子どもたち。



さぁ、着きました!と同時ににわか雨が降りだし、ブルーシートの下で雨宿りです。でも子どもたちは気付きました。雨が降っているのに、中で作業している職人さんたちは全く手を止めず、大きなコンクリートポンプ車から流れ出るコンクリートを黙々と作業をしていました。「…“ガンバレ”って言おうか」一人の子どもの声に、口々に「がんばれ〜」「がんばれ〜!」子どもたちの精いっぱいの応援に、寡黙な職人さんたちも手を挙げて応えてくれました。









この日の目的は、どんな車両がどんな仕事をするのかを知る事です。車両の説明をしてくれたのは、施工をしていただいたナイスユニテックの“角さん”です。沢山いた車両の名前やミキサー車に入るコンクリートの量、保育所に使われるコンクリートの量など、子どもたちの疑問に答えてくれました。










子どもたちのレポート >>>子どもたちが注目していたのは、黄色い作業着の職人さん。
「あの黄色い職人さんは何してるの〜?」と質問していました!絵にもしっかり描かれていますね。

◎第3回目『屋根が出来ました!〜上棟式に参加しよう〜』

まだまだ残暑の厳しい9月。上棟式が行われました。前回職人さんたちがコンクリートで基礎を作っているのを見てから1ヶ月、あっという間に柱や屋根が建ちました。それには子どもたちもびっくり!柱を触ったり、屋根の骨組みを見つめたり、子どもたちの目に写る全てが新鮮でした。
「今みんなが立っている場所は、この前職人さんがきれいにしてくれてたコンクリートの上だよ!」「えっ?!固くなってる〜!」ドロドロのコンクリートが流されているのを見ていた子どもたちだからこその、感想でした。









「こっちには何があるの〜?」紅白幕に隠れていた場所も気になります。


また、この日は“上棟式”という日本の伝統文化にも触れることが出来ました。「“上棟式”は建物が無事に建つようお願いすることです」そう聞いた子どもたちの目は真剣で、保育所が出来るのを心待ちにしているのが伺えました。真剣に式に参加した後にはお楽しみ♪餅&お菓子まきで大満足のひまわり組さんでした!!









紅白餅やお菓子を袋いっぱいに詰めて、「これはお家で食べるんだ〜」


子どもたちのレポート >>>本当ならシルバーの屋根ですが、子どもたちには真っ青な空が反射して青い屋根に見えていたようです!









    ◎第4回目『保育所が出来ました!〜探検してみよう〜』

子どもたちの吐く息がすっかり白くなった11月下旬。「保育所が出来たら1番最初にひまわり組さんに入ってもらうからね」という約束を果たす日が来ました。










さぁ、ホールに入りますよ… 「わ〜〜〜い!ひろ〜い!」


子どもたちが保育所完成の喜びを全身で表現してくれた後は、ウォークラリー形式で保育所内を探検しました。広くて木の香りがする保育室を回り、ピッカピカの調理室では見たことのない大きさの冷蔵庫やオーブンに目を丸くし、センサー式のトイレに感嘆していた子どもたち。中でも、ひまわり組に入ったことが1番嬉しかったようで、早速水道を使ってみたり、ベンチに座って友だちとおしゃべりに花を咲かせたりしていました。


















ひまわり組の子どもたちは、この新しい保育所で数か月しか過ごすことが出来ません。それでも小学校に巣立つ前に思い出を作って、保育所に愛着を持ってもらいたい、という想いを込めて計画した“建設レポート”でした。実施している半年間の間に、20分掛かっていた移動もスムーズになり、SCJスタッフや関係者の方がお話している間の聞く姿が立派になっていたり、何よりふとした会話の中に聞かれる小学校への期待や、小さいクラスのお友だちや家族への気遣いだったりと、子どもたちの変化も感じられた“建設レポート”になりました。




セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは今後も子どもたちが安心・安全に過ごすことが出来る環境作りのお手伝いをしていきながら、子どもたちと共にプログラムを実施し、子どもたちの健やかな成長のお手伝いをしていきたいと思います!

(報告:仙台事務所 宍戸美恵)


 

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