トップページ > スタッフブログ > 日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり > 子どもまちづくりクラブVol.29〜岩手県山田町〜(2013.08.16)

日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2013.08.16)

子どもまちづくりクラブVol.29〜岩手県山田町〜(2013.08.16)

 

山田町子どもまちづくりクラブ「けっぱれ山田Toekomst」(通称KYT)では、子どもたちが主役となり町の復興に向けて活動中。今回は、7月末に神戸で実施した子どもまちづくりリーダーツアーから帰ってきたKYTメンバーが、三重県の高校生と“防災”をテーマに意見交換した様子をお届けします。三重県と山田町の子どもたちからどんな声があがったのか、ぜひご覧ください!これまでの活動はこちらへ ⇒ You Tube「matsusii KYT チャンネル」


■神戸市から山田町へ■

2013年6月から9月まで、岩手・宮城県の三地域の子どもまちづくりクラブでは、子どもまちづくりリーダーツアーをひとつの軸にして活動しています。子どもまちづくりツアーから帰ってきた後は、神戸での学びを地域の復興に向けた今後の活動に活かしていく番です!阪神淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市長田地区の様々な取り組みを聞き、「自分たちも語り部をしたい」、「風化させないためにも伝えていくことが大事」と語っていたKYTメンバー。そこで、さっそく三重県の高校生に自分たちの経験を伝えることになりました♪


■山田町から三重県へ■

「なぜ三重県と山田町?」と思う方も多いと思いますが、それには理由があります。なんと三重県南伊勢町の地形と山田町船越半島の地形がぴったり一致するのです。そこで2013年8月7日(水)、KYTメンバーは、みえ災害ボランティア支援センターが山田町で実施するボランティア活動に参加した三重県の高校生と防災について意見交換をしました。


当日は、中学2年生〜高校2年生のKYTメンバーの進行のもと実施。まずは、お互いを知るための自己紹介ゲームではじまりはじまり〜♪



ジェスチャーだけで、誕生日順で一列に並びました!言葉を使わずに、しっかり相手に伝えられたかな?



次に、KYTメンバーから活動紹介!なんと、まつしいも突撃参加!


KYTメンバーからの活動紹介を聞いた三重の子たちからは・・・

「日本だけじゃなくて世界規模で目を向けているのがすごい」、「自分たちと同じ高校生がこんなに国際的な活動をしていることに驚いたし感動した」、「意見が県や町に反映されているところが良い」という声があがりました!


そしてついに、メインイベントでもあるKYTメンバーと三重県高校生の意見交換!みんなが参加しやすいように、KYTメンバーで意見交換時のルールを作りました。


テーマは「よりよい防災に向けて子どもたちが伝えたいこと・できること」。避難訓練に参加する人が少ないなど、地域は違っても三重県でも山田町でも抱えている課題は同じということが分かり、一緒に解決策を考えます。

 


意見交換の後は、グループで話し合った内容をみんなで共有♪「避難場所は本当に安全なのか」、「訓練だと思って避難訓練をしていてはいけない」、「元気で体力のある僕たちみたいな高校生が、災害が起きたときは町を走り回って地域の人に避難の呼びかけをする」など、たくさんの意見があがり、中には「子どもたちがもっと参加するように、ゆるキャラを使った避難訓練をする」という新たなアイデアも!

 

 

そして最後は・・・


「山田町!うぃー!!!」という、新たなかけ声のもと集合写真を撮影♪参加したみんなの表情を見ただけで楽しさが伝わってくる一枚となりました♪


今回、KYTメンバーは自らの震災の経験をふまえながら、なぜ防災が大切か、今後どうしていくべきかなどを話しました。子どもたち自身が経験し、感じたことを、自分の言葉で伝える。三重県と山田町と離れたところで生活している子どもたちですが、お互いの意見を発信し合い、今後の防災につなげていく貴重な体験になったのではないでしょうか。


〜参加した子どもたちの声〜
・自分の地区は海が目に前にあるので、津波から逃げる道はどうすればいいかわからなかったけど、なるべく建てものがあるところや、平地じゃないところを通ったり、逃げる場所は高ければ高い方がいいこともわかった。(高3・男子)
・自分は学校で地震にあった場合、先生のしじに従えばいいと考えていましたが、山田町であったような大きな地震では、先生方もパニックになるので、1人1人が自己意識を高める事が大切だと学んだ。(高3・女子)
・文化祭で、この岩手での体験を発表する機会がありますが、実際に体験したことを高校生という立場を生かして、発表したいと思います。(高3・女子)


今回の学びを三重県の子どもたちが自分の住む地域でも伝えていくことで、山田町からの声が発信され、まさしく“Speaking Out From Tohoku”になるのだと思います。KYTメンバーは、今後もたくさんの人に発信するべく、次回は山田町のみなさんに神戸での子どもまちづくりリーダーツアーでの学びを発表し、意見交換をします。みなさまのご参加、お待ちしています。


【第6回山田町子どもまちづくりクラブ報告会】
日時:8月25日(日)14時00分〜16時30分
会場:KYTみんなのひろば(仮設子どもセンター、山田町長崎3-1-3)
申込先:0198-68-3012(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 遠野事務所 担当:山田)


(報告:遠野事務所 進士知子)


 

あなたのご支援が子どもたちの未来を支えます

もっと見る

毎月寄付する

月々1500円から、自分に合った金額で子どもの支援ができます。
定期的に年次報告書や会報誌をお送りしています。

今回寄付する

1回から無理なくご支援いただけます。

PAGE TOP