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インド
(公開日:2013.12.06)

子どもたちの声をコミュニティへ(2013.12.06)

 

  子どもたちのために学習環境と生活環境を良くするために欠かせないのは、環境改善プロセスに子どもたちが参加することです。子どもたち自らが声をあげ、自分たちで行動しながら、子どもたち自身の成長にとってどういった環境づくりが大切なのか、教員、保護者やコミュニティの人たちに働きかけることを、子ども会や子どもメディアグループを通じて日々行っています。そんな子どもたちの活動を紹介したいと思います。

事例?:ドラタバット村の子ども会活動(ナビーンさん、子ども会会長からの報告)

「私たちドラタバット子ども会は月に2回みんなで集まっています。議題としては子どもの保護に関することや、学校の校舎や校庭に関することです。時々校長先生にも集まりに参加してもらい、どのような解決策があるか意見をもらい、学校の改善する点などを一緒に話し合っています。特に今月上がった問題としては、学校における水の問題、男女別のトイレの必要性、そして校庭に塀が必要という3点でした。子ども会のメンバーはこの問題を学校運営委員会で取り上げ、委員会の議長さんは学校運営委員会として解決策を模索すると約束してくれました。その2か月後、配水がされ、女子生徒用にトイレも建設されました。校庭の塀は校舎が私有地だったということもあり、調整に時間を要しましたが、間もなく建設費が政府から出されるということを聞いています。」


(子どもグループ研修の様子)


(子どもグループ会合の様子)

このように学校に通うための当たり前な環境が整っていないと、子どもたちは授業に集中することだけでなく、学校に通い続けることすら難しい状況です。子どもたちが学校環境の改善プロセスに参加することで、子ども自身や教育関係者の役割などを理解し、自ら考え・行動する問題解決の能力を養うことができます。それが彼らの学習・生活環境の改善につながるのです。


事例?:子どもメディアグループの研修と活動
メディアグループは子ども会などで上がってきた子どもに関わる教育や保護といった課題を更に地域社会に発信していく役割を担っています。よって、メディアグループのメンバーとして必要となってくるノウハウは多岐に亘ります。例えば、みんなで集まって話した内容を記事にするための議事録の取り方、記事やケーススタディーの書き方、スピーチの仕方、写真の撮り方、そして劇でメッセージを届けるためのダンスや演技力などなど。子どもメディアグループは子どもの権利に関することを発信するだけでなく、勉強以外で子どもたちが特技としているところを伸ばす機会にもなります。インドの独立記念日にはメディアグループの子どもたちがインドの子どもの権利や歴史的な有名人についてレポートをまとめ学校のニュースレターとして発行しました。

ニュースレターの様子です





(カメラの使い方研修)

このように子どもたち自身が成果を肌で感じながら、地域に根付いた教育支援事業が行われています。

(報告:インド事業担当 森本美紀)

「すべての子どもたちに教育を」 は、株式会社RICOHの支援により実施されています。


 

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