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日本/東日本大震災/教育
(公開日:2013.11.22)

「農業高校学園祭に訪問しました!!」(2013.11.25)

 

実りの秋。皆さんは今年の秋の味覚は十分堪能できましたか?美味しいものが盛りだくさんの東北から、高校生たちの元気な声をお届けします!
学園祭シーズンである秋。宮城県内でも多くの学校が学園祭を開催しました。特に農業高校では、生徒たちが一年間手塩にかけて育てた農作物や試行錯誤の末に完成させた加工品を地域の方達に販売する盛大な収穫祭も兼ねています。10月26日、私たちはキリンSCJ「絆」奨学金の対象校である宮城県小牛田農林高等学校、宮城県南郷高等学校の学園祭を訪ねました。


■小牛田農林高校
テーマの「 Unstoppable  2013稲章祭 」のもと、生徒たちは部活やクラス、実習班ごとに思い思いの模擬店を出店していました。



モツ煮を出しているところもあれば、カレーを出しているところも。


当日は生憎の雨模様だったのですが、開催を告げる吹奏楽部のファンファーレと共に、校門前に行列を作っていた多くのお客さんが生徒たちの作った農産物、加工品売り場を目指して入場し、あっという間に売り場は人でいっぱいになりました。安価で品質がよく、安心して食べられる農業高校の農作物や加工品は地域でも定評があり、朝から並んででも手に入れたいもののようです。




左 押し寄せた沢山のお客さん 右 敷地内にある畜舎には牛や豚が。勿論世話をするのは生徒の役目です。


販売されていたものは、生徒たちが実習で育てた野菜や米や花はもちろん、ハムやベーコンも豊富に並べられていました。同校では畜産の授業もあり、生徒たちは毎日牛や豚の世話を欠かしません。学園祭当日も広い畜舎では当番の生徒が作業着で掃除や餌やりに取り組んでいました。生徒たちが手塩にかけて育てた成果は、毎年地域の方達が楽しみに待っている人気商品のひとつです。



私たちも生徒たちのおススメでハムやベーコン等いくつか購入させてもらいました。


別のブースでは、オリジナルの窯で焼いたピザを販売していました。実習授業内でピザづくりを研究し、なんと窯まで自分たちで作成したそうです。




職人さながらの手つきで具材をトッピングし、焼き上がりもとても美味しそうでした!



他にも紹介できないくらいの模擬店がたくさんありましたが、どれも雨で寒かったことも忘れてしまうくらい暖かい商品ばかりで、なんといっても生徒たちの手作り!元気いっぱいな声で接客して、こちらも生徒達から元気をもらうことができました。農業高校ならではの学園祭を味わうことができた貴重な体験でした!


■南郷高校
同日、小牛田農林高校から車で30分程の宮城県南郷高等学校の学園祭も訪ねました。
しかし、到着したのはお昼過ぎ。訪ねた時間が遅かったことから、生徒たちも掃除をしていたりと学園祭も終わりに向かっていました。先生によると、午前中で用意していたほとんどの野菜や花は売り切れてしまって、大盛況な学園祭だったようです。残念。



唯一残っていたのは玉ねぎの苗だけでした。


今回訪問した2校では、キリンSCJ「絆」奨学金の受給生たちの声を聞くことができました。「将来は農業関係の仕事に就きたい」、「栽培の実習が楽しい」など。色とりどりの農作物や元気な販売の声を背に笑顔で語ってくれる姿は、とても頼もしいものでした。


東日本大震災は、東北の農業に大きな打撃を与えただけではなく、将来農業を志す高校生たちの教育環境にも大きな困難をもたらしました。こうした状況を受け、「キリンSCJ『絆』奨学金」は、キリングループの「復興支援 キリン絆プロジェクト」活動の一環としてSCJと協働で設立されました。将来、農業を志す生徒の皆さんが学業に明るい未来を見出せること、東北地方に受け継がれてきた豊かな農業を未来につなげていくことに期待が込められています。今後も継続して「キリンSCJ『絆』奨学金」は、農業を志す生徒の皆さんのサポートを行ってまいります。


(報告:仙台事務所 早坂貴文)

             


 

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