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日本/東日本大震災/福島
(公開日:2014.04.08)

【福島:学童(7)】いろんな「あそび」に挑戦しよう!〜福島市で「あそびの屋台村」が開催されました〜 (2014/04/08)

 

福島県では、4月7日から新学期が始まり、小学校には大勢の新一年生が入学しました。そして、同じように、学童クラブにも放課後の大切な時間を過ごすために、多くの子どもが通い始めています。そんな子どもたちと保護者のために、セーブ・ザ・チルドレンは、福島学童支援の一環で、福島市学童クラブ連絡協議会が主催し、3月8日に福島市国体記念館で行われた「あそびの屋台村」を支援しました。


福島市の子どもたちは、震災・原発事故後の環境の変化によって、日々のあそびにさまざまな制約を受けています。「あそびの屋台村」は、そんな福島市の子どもたちやその保護者が、身近な材料や用具を使った遊びや運動を心ゆくまで楽しみ、参加者同士のつながりを広げること、そして福島市の学童クラブについてもっとよく知ってもらうことを目的として行われました。一日を通して約770名の子どもや大人たちが来場し、色々なあそびを楽しみました。
当日は、会場である国体記念館のメインアリーナをめいっぱい使って、「室内あそび」「運動あそび」「伝承あそび」の3つのブースが開設。子どもたちは、各ブースにある10種類以上のあそびを楽しみました。
「室内あそび」ブースでひと際にぎわっていたのは、段ボールを使った「秘密基地づくり」です。子どもたちは、お友達と協力して、段ボールをいろんな形に切ったり貼ったりして、思い思いの秘密基地を作っていました。引率でいらした学童指導員の先生が「みんな他のブースに遊びに行っても、まるで自分のお家のようにここにもどってくるんですと教えてくれました


                

左:どんな秘密基地にするか、お友達同士で話合い、協力し合って形作っていきます。
右:自分たちの秘密基地だから、落書きし放題!大きな段ボールに自由に絵を描いていました。


「伝承あそび」ブースでは、子どもたちが初めて触れるあそびもたくさんあったようです。特に、竹馬や缶ぽっくりは自分でそれらを作るところから始めるとあって、みんな縄やトンカチ、キリなどの道具を使うのにとても苦労していました!でも、苦労した分だけいっそう楽しそうな笑顔で伝承あそびを楽しんでいました。


       

左:お友達と一緒に缶ぽっくり作り。キリやトンカチも、気をつけながら上手に使っています。
右:自分で作った缶ぽっくりで歩いてみました!


この他にも、伝承あそびブースではけん玉や、メンコ、腕ずもう大会なども行われました。腕ずもう大会では、力自慢の子どもたちが集まって真剣勝負!周りで見ている子どもたちからも「がんばれー!」「強い強い!」などの応援の声がかけられ、とても明るくにぎやかな大会になりました。

       

左:全身の力をふりしぼって腕ずもう!勝ち残るのは誰でしょう?
右:お兄さんにコツ教えてもらい、メンコに挑戦。なかなかひっくり返らなくて難しい!



「運動あそび」のブースでは、リレー大会やカナダ生まれのボール遊び「キンボール」が行われました。初めてキンボールに挑戦する子どもたちもたくさんいたようでしたが、ルールに慣れてくると、数分後には会場せましと走り回り、白熱した試合を繰り広げていました。

       
子どもたちが4人一組でチームになり、ボールを打ったり、受け止めたりします。ボールを床に落とすまいと、必死に追いかけていました。


この他にも、ベーゴマ講習やウルトラクイズ、ミニコンサートなど、さまざまなあそびやイベントが行われました。この催しはすべて、福島市の学童指導員の有志の皆さんで立ち上げた実行委員会が企画・運営をしました。普段から子どもたちに寄り添う指導員の皆さんだからこそ思いつく、子どもたちがよろこぶあそびの工夫が随所に見られた催しとなりました。
どの子どもたちも、真剣にひとつひとつのあそびに取り組んでいる姿がとても印象的で、子どもの健やかな成長にとって、あそびが果たす役割の大きさを改めて実感しました。

   

当日は、学童保育のことを皆さんに知ってもらうためのチラシも配られました。


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、今後も、このようなあそびの機会提供への支援を通して、震災・原発事故によって日常生活にさまざまな制約を受けている子どもたちの、あそびや学びの機会を増やすお手伝いをしていきます。


(報告:SCJ福島事務所 望月里紗)



【福島県における学童・児童クラブ支援】
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、福島市、南相馬市、いわき市の学童・児童クラブを中心に、出前講座や園外保育活動などの活動支援、学童・児童クラブ施設の建設支援、そして、学童関係者への保育に関する学びや情報共有の場の提供支援を行っています。これらの包括的な支援活動を通じて、子どもにやさしい学童・児童クラブの環境づくりをお手伝いしています。


 

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