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日本/東日本大震災/福島
(公開日:2014.10.22)

【福島:子どもの場所づくり支援(3) 子育て支援団体の遊び場づくり 〜郡山市プチママン、いわき市よつくらぶ】(2014.10.22)

 

サントリー・SCJフクシマ ススム プロジェクト(以下、フクシマ ススム)の一環として展開する「子どもの場所づくり支援」は、地元のNPO団体とともに、福島県の子どもたちが安心して学び、遊べる環境づくりを目的として、県内で展開する7つの取り組みです。このプロジェクトは、?資金支援による活動の質の向上、?技術支援による運営強化という2つの柱からなります。

これから、6回にわたり、活動面、運営面での取り組みを紹介していきます。まず、第1回目は、子どもたちの日常の遊び場づくりに取り組む「子育て支援コミュニティ プチママン」と、「よつくらぶ」のご紹介です。


【NPO法人子育て支援コミュニティ プチママン:屋外に近い環境の安心安全な遊び場作り事業】
郡山市で子育て支援の活動をしているプチママンは、フクシマ ススムを通じてサンルームと屋内砂場を設置し、子どもたちが安心して遊ぶことができる環境づくりに取り組んでいます。

プチママンが支援している未就学児を持つお母さんたちの中には、子どもの外遊びに不安を抱える方もいます。またプチママンでは光や風、土といった自然環境の中で子どもたちをのびのびと育てることが大切だと考えています。そこで、サンルームで太陽の光を浴び、時には風を感じながら子どもたちが安心して遊ぶことができる屋内砂場を設置しました!

    
                           お母さんたちと一緒に砂の山を作って、笑顔いっぱい!

プチママンでは屋内砂場を地域の子どもたちに解放するだけでなく、毎月1回、親子向けの「砂場イベント」を開催し、子どもの遊びの機会を作っています。泥団子や砂時計づくりをしたり、砂絵を描いたり、時には砂場遊びの道具を自分たちで工作したり…イベントのテーマは季節に合わせて様々!イベントでは子どもたちが楽しみながら砂に触れ、創意工夫を凝らして自分だけの作品づくりを楽しみます。砂場では抗菌砂を使用しているので、安心してたくさん触ることができます。



           (上)6月は「時の記念日」にちなんで、砂時計作り。落ちる砂に興味津々…!
        (下)7月はみんなでカニの砂絵を描きました。上手に描けたかな?



【NPO法人よつくらぶ:チャイルドハウス運営向上事業】
「チャイルドハウスふくまる」(以下ふくまる)は、2014年4月にいわき市四倉にある道の駅よつくら港の隣にオープンした屋内遊び場施設です。ふくまるは、フクシマ ススムが支援するよつくらぶが、NPO法人ふくしま孤児・遺児を見守る会と共に運営しています。

フクシマ ススムでは、屋外のウッドデッキや手すり、屋内遊具の設置や運営費のサポートなどを行いました。子どもたちの新たな船出を願って、船をモチーフとした外観のふくまるですが、バリアフリーに配慮したウッドデッキや手すりは子どもたちの安全面を考慮して設置されました。乳幼児や未就学児など小さい子どもの利用が多いので、お母さんたちにとっても安心できます。

    
                  ウッドデッキは子どもたちが安全にのびのびと過ごすことができます

色とりどりの屋内の遊具は、子どもたちの心身の成長や発達だけでなく、安全性も考慮して選ばれたものばかり。雨や風の強い日でも、安心して元気いっぱい遊ぶことができます。ふくまるにやってくる子どもは、0歳の乳幼児から小学生まで様々ですが、異年齢交流の場にもなっているようです。大勢のお友達と遊べて楽しいね!

    
                  たくさんの遊具があり、毎日多くの子どもたちが遊びに来ています。

オープン後、毎日子どもたちが遊びに来て大盛況のふくまる。ひと月に2000人以上の子どもたちが遊びに来ることもあるそうです。また地域に開かれた場として、地域の保育園や養護学校の子どもたちの利用や高校生ボランティアによる小学生向けの学習会の開催、またお年寄り向けの健康維持の教室など幅広い年齢の方々に利用されています。

もちろん、震災の孤児や遺児を始めとする子どもたちのための心のケアや、子育てに悩むおとなが相談できる場としても開かれています。

このように、福島県の子どもたちが日常的に利用する遊び場づくりが進んでいます!多くの子どもたちの遊ぶ機会が作られると同時に、さらに質のよい遊び場にしていけるように活動していきたいと思います。引き続き、第2回目、3回目のブログもお楽しみに!


(報告:福島事務所 佐々木未央)



【サントリー・SCJ フクシマ ススム プロジェクト】
「サントリー・SCJ フクシマ ススム プロジェクト」は、サントリーホールディングス株式会社と公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンとが取り組む福島の子ども支援事業です。東日本大震災発生後、福島の子どもたちは、多くの困難に直面しながら、少しずつ前に進んでいます。学童保育クラブ支援や子ども支援に取り組むNPOとの協働や助成事業を通じて、福島の子どもたちが安心して学び 遊べる環境をハード、ソフト両面からきめ細やかにサポートし、フクシマススムは「ススムっ子」の健やかな成長と明るい未来を支えます。
サントリー・SCJ フクシマススム プロジェクト


【子どもの場所づくり支援】
サントリー・SCJ フクシマ ススム プロジェクトの一環として支援する取り組みで、福島県の子どもを支援する地域のNPOが協働し、子どもたちの発達にかかすことのできない「日常的な遊び場、居場所」活動の質を向上させ、継続的かつ安定した活動を展開し、さらなる子どもたちの成長環境の改善を目指します。子どもの健全な成長発達や子どもたちの安心安全を考慮したモデル事業として、福島の子どもたちの遊び場・居場所全体の質向上を実現していきます。


 

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