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日本/東日本大震災/福島
(公開日:2014.11.07)

【福島:子どもの場所づくり支援(4) 子どもたちが安心できる居場所づくり 〜郡山市ココネット・マム、ふよう土2100】(2014.11.07)

 

お待たせしました。サントリー・SCJ フクシマ ススム プロジェクト(以下、フクシマ ススム)の一環として展開する「子どもの場所づくり支援」に参加する団体の最新活動紹介の第2弾です!

「子どもの場所づくり支援」は、地元のNPO団体とともに、福島県の子どもたちが安心して学び、遊べる環境づくりを目的として、県内で展開する7つの取り組みです。このプロジェクトは、@資金支援による活動の質の向上、A技術支援による運営強化という2つの柱からなります。

今回登場するのは、子どもたちが安心して過ごすことができる居場所づくりに取り組む「ココネット・マム」と「ふよう土2100」です(1回目のブログはこちら)

【NPO法人ココネット・マム 〜地域の包括的な子育て支援構築事業〜】
福島県郡山市で活動するココネット・マム(以下、ココマム)は、地域の子育て支援活動を行っています。託児などの育児サポート事業や、放課後児童クラブ(学童保育)の運営のほか、市の委託を受け、市内の施設に大型遊具を設置し、出前プログラム的に遊びの場づくりを行っています。実はココマムは、2013年までスタッフの方の実家の一部を使って運営していました。子どもたちには、もっとのびのびと放課後を過ごせる施設が必要と思いながら、資金面の問題からなかなか実現できずにいました。

そんな中、フクシマ ススムの子どもの場所づくり支援の資金を使って、2014年の3月に遂に引っ越しが実現しました。その名も、「ココネット・マム キッズルーム」。キッズルームは、以前の児童クラブより広く、学校からも通いやすい場所にあります。交通の便のよさや送迎サービスが好評で、学区外の子どもたちもココマムに集まっています。また、フクシマ ススムを通じて、机やイス、ロッカー、マットやパーテーション、託児で訪れる乳幼児のための備品なども揃えることができました。


 (左)キッズルームはカラフルな看板が目印!(右)広くなった学童クラブでのびのび過ごせるね。

新しい拠点は、事務所スペースもあるので、スタッフが常駐できるようになりました。また、午前中は、キッズルームでの乳幼児の託児サービスや、母親向けのサロン運営などができるようになりました。「ココマムにしかできないことをしよう」という思いを胸に日々子どもたちと接しながら、この拠点を活用したイベントの実施や母親向けのサロンの充実に向けて活動しています。


【NPO法人ふよう土2100 〜多様性のある障がい児の居場所・遊び場構築事業〜】
郡山市といわき市で活動する「ふよう土2100」(以下、ふよう土)。そのちょっと不思議な団体名には「100年後の未来が地域を愛する人であふれかえるような地域に」という思いが込められています。ふよう土は郡山市において、障がい児のための居場所が「交流サロンひかり」を運営しています。


                    笑顔と元気が溢れる子どもたちとスタッフのみなさん

この交流サロンを長期的に運営できるようにするため、ふよう土は「放課後等デイサービス」(以下、放課後デイサービス)事業を始める予定であり、フクシマ ススムを通じて、現在着々と準備を進めているところです。

まず、専門性や資格を持つスタッフや経験豊かなスタッフを雇用しました。こうしたスタッフの雇用は、交流サロンの子どもたちにとって大きな安心につながります。次に「ひかり相談室」を新たに開設し、障がいのある子どもを持つ家族のために相談会を開催できるようにしました。また生活サポート支援として、公共交通を使う練習や買い物体験などを行なっています。さらに、発達障がいのある子どもたちのために、成長や発達を促進する玩具や教材を揃えるなど、子どもの居場所づくりを進めています。

さらに、より質の高い放課後デイサービスを提供し、障がいのある子どもたちが、安心・安全に過ごせる居場所を作るため、また事業を安定的に運営できるようにするために、2015年に新事業を開始する予定です。


(左)交流サロンひかりでは、一人ひとりの個性が尊重されています。(右)みんなで夏祭りを楽しんだよ!

福島県の子どもたちが安全・安心に過ごすことができる居場所づくりが日々進められているところです。どんな居場所ができていくのか、これからどんな活動が広がっていくのか楽しみですね。それでは引き続き3回目のブログをお楽しみに!


(報告:福島事務所 佐々木未央)


【サントリー・SCJ フクシマ ススム プロジェクト】
「サントリー・SCJ フクシマ ススム プロジェクト」は、サントリーホールディングス株式会社と公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンとが取り組む福島の子ども支援事業です。東日本大震災発生後、福島の子どもたちは、多くの困難に直面しながら、少しずつ前に進んでいます。学童保育クラブ支援や子ども支援に取り組むNPOとの協働や助成事業を通じて、福島の子どもたちが安心して学び 遊べる環境をハード、ソフト両面からきめ細やかにサポートし、フクシマススムは「ススムっ子」の健やかな成長と明るい未来を支えます。
サントリー・SCJ フクシマ ススム プロジェクト

【子どもの場所づくり支援】
サントリー・SCJ フクシマ ススム プロジェクトの一環として支援する取り組みで、福島県の子どもを支援する地域のNPOが協働し、子どもたちの発達にかかすことのできない「日常的な遊び場、居場所」活動の質を向上させ、継続的かつ安定した活動を展開し、さらなる子どもたちの成長環境の改善を目指します。子どもの健全な成長発達や子どもたちの安心安全を考慮したモデル事業として、福島の子どもたちの遊び場・居場所全体の質向上を実現していきます。


 

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