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アドボカシー(チャイルド・ライツ・センター)
(公開日:2014.11.19)

子どもの権利条約 誕生25周年〜自分の目で見る 自分の権利〜

 




子どもの権利条約25周年にあたり


今年は、子どもの権利条約が国連で採択されてから25周年であるとともに、日本が子どもの権利条約を批准してから20年目の年でもあります。この20年間に日本の社会で子どもの権利の概念がどこまで浸透したか、また子どもたちを取り巻く社会環境がどこまで改善したかを考えると、残念ながら状況は大変厳しいと言わざるを得ません。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは子どもの権利の実現される世界を目指して活動していますが、2010年から展開している日本国内の子どもの貧困問題への取り組みもその一つです。現在、日本では6人に1人の子どもが相対的貧困の状態に置かれています。私たちの調査(「子どもたち100人が貧困について話しました」)では、もし自分が相対的貧困化にある子どもだったら「ちっちゃくなるっていうの?気持ち的に(15 歳・女子)」「夢がなくなる(小学高学年・男子)」などの回答が見られ、相対的貧困により子どもたちの尊厳が奪われる恐れがあることを示唆しています。さらに、東日本大震災後の東北で、地域の一員である子どもたちが地域の復興について声を上げ、参加できるように支援していますが、日本全体として見れば、子どもたちが声を上げ、社会に参加するという権利が実現される機会はまだまだ少なく、当事者である子どもたちの声が子どもを取り巻く課題の解決に反映されていないのが現状です。

私たちセーブ・ザ・チルドレンは、「世界中で、子どもたちとの向き合い方に画期的な変化を起こし、子どもたちの生活に迅速かつ永続的な変化をもたらします」というミッションのもと、今後も子どもの権利の実現のために活動してまいります。皆さまの温かいご支援・ご協力を引き続きよろしくお願い申し上げます。


モンゴルの幼稚園を視察する千賀事務局長


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 事務局長 千賀邦夫


極度の貧困がなくなり、すべての子どもたちが飢餓に苦しむことなく食糧・栄養・安全な水を得られ、質の高い保健医療サービスや教育を平等に受けることができ、暴力・紛争・自然災害から守られ、参加や言論の自由が保障されている…そんな「子どもの権利条約」の理念が実現された世界を目指すためには、政治的な意思が示され、実際の投資がなされなければなりません。私たちは、もっと速度を上げて進むことができます。私たち皆の力で、「子どもの権利条約」を全ての子どもにとって現実のものにしていきましょう。

セーブ・ザ・チルドレン


 

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