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アドボカシー(チャイルド・ライツ・センター)
(公開日:2014.12.17)

紛争下の学校と子どもたちの教育を守るために(2014.12.17)

 
12月16日、パキスタン北西部ペシャワールの学校における武装勢力「パキスタン・タリバン運動」による襲撃で多くの子どもたちが死傷する痛ましい事件がありました。これは到底許されない極めて卑劣な行為であり、亡くなった子どもたちのご冥福を心よりお祈りします。子どもたちの教育の妨害と学校の破壊は、子どもたちの健やかな成長と発達に長期的な影響を及ぼすでしょう。

セーブ・ザ・チルドレンは、すべての子どもがあらゆる暴力から保護され、教育を受ける権利を享受できるよう、これまで活動を続けてきました。セーブ・ザ・チルドレンは、マララ基金(Malala Fund)とのパートナーシップのもと、長引くシリアの紛争の影響を受けているシリアとヨルダンの子どもたちに対する教育支援を、ヨルダンの難民キャンプで実施してきました。私たちは、パキスタンでの襲撃事件に対する「非道で卑劣な行為を非難します」とのマララさんのコメントに深く賛同するとともに、こうした卑劣な行為に決して負けないという彼女の志を共有しています。

折しも、学校襲撃のあった同16日にはセーブ・ザ・チルドレンもその策定に関わった「武力紛争下の学校・大学の軍事利用防止のためのガイドライン」が国連ジュネーブ事務所で発表されました。このガイドラインは、あらゆる国家および非国家の武装組織に対して、学校の軍事利用と攻撃からの保護を訴えるものです。

過去十年に渡り、少なくとも25カ国において、学校が軍事拠点、射撃拠点、武器庫、拘置所等として利用されてきました。また、過去5年間で、政治、軍事、イデオロギー、派閥、宗教、民族などの理由により、少なくとも70カ国において、学校は攻撃の対象となってきました 。学校は子どもたちが安全に安心して学べる場所として、決して攻撃の対象とせず、紛争に巻き込むことのないよう、国際社会は紛争に関わる武装勢力を含む全ての当事者に対する働きかけと合意形成を行わなければなりません。


兵舎として利用されている南スーダン・ベンティーウの学校。2014年7月25日


「武力紛争下の学校・大学の軍事利用防止のためのガイドライン」に関するプレスリリース
「武力紛争下の学校・大学の軍事利用防止のためのガイドライン」(英語及び日本語仮訳)

 

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