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日本
(公開日:2009.12.15)

ポジティブ・ディシプリン:政井マヤさんと対談

 

今年6月、「ポジティブ・ディシプリンのすすめ」の出版記念として、著者ジョーン・E・デュラントが来日。本書に共感し、日頃からご自身のブログや雑誌などでもご紹介頂いている、フリーアナウンサー政井マヤさんとの対談が実現しました。


 



 





政井さんと著者ジョーンの対談の様子今回は、広報誌 SCJ51 でご紹介できなかった内容をお届けします。

■大切なのは他人の目ではなく、子どもとの関係■


政井(以下、M):子どもに手を上げてしまう親の気持ちの根底には、愛情深く、温かに子どもを包みたいという思いと同時に、きちんと子どもを教育したい、周囲の人に甘やかしていると言われたくないという思いがあるのでしょうね。「ひとに迷惑をかけてはいけない」という意識が強い日本では、よりその傾向があるかもしれませんね。


ジョーン(以下、J):日本以外の国の親御さんも、他人に迷惑をかけるような子どもに育てようとは思っていませんし、もちろん他人の目が気になるのはごく自然なこと。親として子どもに伝えたいことよりも、ほかの人に目がいってしまうのは、さまざまな地域で起こっている問題です。私も息子が2歳のとき、病み上がりの状態で本屋に連れ出したことがあったのですが、かんしゃくを起こしてしまって。周囲からの「なぜあの母親はきちんと叱りつけないのか」という無言のプレッシャーを感じ、いたたまれない思いをしました。でも、私は彼が本調子ではないことを知っているし、「私の責任は息子を叱ることではなく、休ませてあげることだ」と自分に言い聞かせました。長期的な目標を心に留めていれば、プレッシャーに負けずにやり過ごすことが出来るはずです。


M:見知らぬ他者を意識するのではなく、親子関係に集中することが大切なんですね。


J:子どもを叩くことは、ほかの大人を満足させるための行為であることが多いのではないでしょうか?親自身、それが子どもにとってプラスにならないことはわかっているのに、プレッシャーに負けて、手をあげてしまう。親である私たちが社会からのプレッシャーに立ち向かえずにいるのに、どうして子どもが立ち向かえるでしょう。自分がどこに向かっているのか、何を目指しているのかを明確にしておくことが大切です。


M:周囲の人に優先順位を置いてしまい、その結果、子どもとの信頼関係も犠牲になってしまうということですね。そういえば、子どもの頃、「恥ずかしいからやめなさい」という言葉で怒られるのがとても嫌でした。


J:この場合、恥ずかしいのはあくまでも親であって、子どもではないんですよね。歌を歌ったり、走りまわったり、親としては"恥ずかしい"と思う行動も、子どもの視点から見れば、極めて普通の行動かもしれない。親が周囲の目を気にすること、また、親は子どもをコントロールしなければならないという義務感から子どもを叱ることは、お互いにとって決していいことではありません。子どもは「親にとって自分よりも周囲の人の方が大切なのだ」と敏感に感じ取ってしまうことでしょう。もっと子どもと戯れて、何が本当にだめなのか、親自身がきちんと考えてみるといいのではないでしょうか?


 ■ふたりのママが語る「ポジティブ・ディシプリン」■


コントロールするしつけから、「教える」しつけへ。「子どもから信頼の得られる関係を築くこと」を大切にするポジティブ・ディシプリンをめぐり、ふたりの対談は1時間半におよびました。対談の全容はこちらからご覧ください: SCJ 51  p7-9。


セーブ・ザ・チルドレンはこれからも、書籍・セミナー等を通じて「ポジティブ・ディシプリン」をお伝えしていきます。


 


【政井マヤ氏】
フリーアナウンサー。メキシコ生まれ、神戸育ち。上智大学文学部卒業後、2000年フジテレビへ入社。07年にフリーランスとなり、キャスターなど多方面で活躍。1児の母親。


【ジョーン・E・デュラント氏】
「ポジティブ・ディシプリンのすすめ」著者。児童臨床心理学者。カナダ マニトバ大学家族社会学科 准教授。大学で教鞭をとる傍ら、03年に国連事務総長の指示により実施された世界的調査「子どもに対する暴力」の研究諮問委員会で委員に選出される。1児の母親。






 

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