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日本/東日本大震災/防災(災害リスク軽減)
(公開日:2015.06.12)

中学生と自主防災組織が総合防災訓練に向けて話し合い

 

宮城県東松島市は、6月14日に総合防災訓練を実施します。総合防災訓練では地域の自主防災組織が主体となって訓練を行うため、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは5月20日に、地域の自主防災組織の人々を対象に、子どもと一緒に楽しく学ぶ防災訓練のアイデアを紹介しました。6月3日には、矢本第二中学校で、地区生徒会の代表と学区内の自主防災組織の会長さんたちが協力して、防災訓練を行うための話し合いが行われました。


中学生25名、自主防災組織の会長さん24名、東松島市防災課の職員さんなど、50名以上が一堂に会しました。中学校で総合防災訓練の説明会と話し合いが行われるのは、東松島市で初めてのことです。

まず、防災課の職員さんから総合防災訓練の内容についての説明。東松島市8カ所で自主防災組織へ行われた説明会と同じ要綱が中学生に配布され、目的、スケジュール、訓練内容などが伝えられました。難しい言葉が並んでいる資料を見ながら、真剣に聞いている生徒たちでした。
 



次に、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンから、東松島市で行ってきた防災に関する活動と自主防災組織の人たちに実施した研修会について紹介しました。最後に、「総合防災訓練が、楽しみになってきた人?」と聞いたところ、元気よく手を挙げた生徒が3名!
 


そして、矢本第二中学校の出番です。防災主幹の先生から、「生徒が防災マップを作り、6月10日には防災学習を行い、その成果を総合防災訓練で地域の皆様に発表できます」とお話があり、続いて生徒代表の3年生が発表。
「避難するだけでなく、地域の防災訓練に積極的に参加したいです。小中学生の点呼や炊き出しのお手伝いなどをして、地域に貢献したいと思います」
と、中学生も立派に役割が果たせることをアピールしました。



いよいよ地区生徒会の代表と自主防災組織の会長さんによる打ち合わせです。各地区でペアになり、会長さんが防災訓練計画について説明し、中学生ができることを話し合いました。
「避難場所は、三陸自動車道でいいんですよね?」と、中学生が確認
「大人が旗を持って、分かるように立っているよ」と、子どもたちが迷わないで避難場所に行けるように、準備万端の自主防災会
「炊き出し訓練をしたことがないので、楽しみです」と、笑顔の中学生
「地区の防災倉庫に何が入っているか、中学生に知ってもらいます」と、同じく楽しみにしているような会長さん
「近所の子どもたちをだいたい知っているので、小学生の人数確認も任されました」と、うれしそうな中学生
「いい話し合いができました」と、満足げな会長さん


     



最後に、校長先生からひとこと
「しっかりと打ち合わせができたと思います。生徒同士で人数確認をするなど、いざという時のために備えましょう」



大勢の見慣れない大人が参加した会議で、最初は少し緊張していた様子の中学生でしたが、防災課、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、自主防災組織からの説明を聞いて、会長さんにしっかりと質問もしました。来週、地区生徒会の代表の生徒たちは、同じ地区の他の中学生にこの会議について報告し、防災訓練当日の動きについて確認します。

会議の最後にもう一度、「総合防災訓練が、楽しみになってきた人?」と聞いたとしたら、もっと手が挙がっていたかもしれません。中学生も自主防災組織の人たちも、6月14日の総合防災訓練まで準備に余念がないことと思います。


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンからも数カ所の避難訓練の見学に行きます。当日は、いいお天気となりますように! そして、東松島市みなさんにとって、有意義な訓練となりますように!


(報告:東京事務所 太田まさこ・仙台事務所 菅原絵美)


 

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