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インドネシア
(公開日:2016.03.23)

【交通安全】12月と1月の活動ハイライト(合併号)

 
今回は2015年12月と2016年1月の活動のハイライトを合併号として報告させていただきます。

1.交通安全研修を受けた子どもたちの声
セーブ・ザ・チルドレンの交通安全事業では、対象校(小学校と中学校)の代表生徒に交通安全の基本的な知識を学ぶ研修を受けてもらい、彼らがそれぞれの学校の他の生徒たちにその知識を伝えていくことを通して、子どもたちの交通安全への意識を高め、交通事故の予防に役立てようとしています。これまで対象30校に対して順番に研修を実施しており、12月から1月にかけても合計6校の中学校で研修を行いました。3月にはとうとう全ての対象校で研修が完了する予定です!今回は交通安全研修に参加した子どもたちの声をご紹介したいと思います。


研修中の生徒たち:学校周辺の交通状況は、どうなっているかな?


◆ナナさん:中学2年生(13歳)

ナナさんは、昨年交通安全研修に参加して以来、学校内の年下の生徒向けの研修で進行役を務めるようになっています。

「交通安全研修に参加できたことが嬉しいです。昨年、学校代表として初めて研修に参加し、その後、学校内の研修の進行役を務めるようになってから、自分に自信を持てるようになりました。学校の授業でも、以前は先生に指されるまで発言できなかったけれど、今は自分の回答が正解でも間違っていても、たじろがずに手を上げて発言できるようになったのです。
私は毎日、アンコタ(angkot:インドネシアの庶民の足であるミニバス)や徒歩で通学しています。毎日道路に出ていますが、これまで交通事情を気に留めることはありませんでした。ただ単に、“混雑しているなぁ”としか感じていなかったのです。でも今では、交通事情は日に日に悪化していることを実感しています。道路利用者のマナーが悪くなっているのです。車は信号無視をするし、バイク利用者はヘルメットをかぶりません。そして人々は道路のどんな場所でも構わず横断しているのです。でも、私自身は変わろうと努力しています。バイクに同乗する際にはヘルメットをかぶるようになりましたし、絶対に無免許運転もしません。こうしたことの大切さを、この研修を通じて後輩に伝えていきたいです。」


ハナさん:中学2年生(14歳)

活発な性格のハナさんは、ナナさんと同様、以前交通安全研修を受けた生徒で、今は年下の生徒たち向けの研修の進行役を務めています。

「研修を受ける以前は、道路を横断するのに知識が必要とは考えていませんでした。何も考えずにただ反射的に横断していたと思います。でも今は違います。あまりにも多くの子どもたちが交通事故で亡くなっています。道路を横断する時には十分気を付けなければならないのです。私は道路に出る時、研修で習った交通標語の“?まず歩道で止まり、?右を見て左を見て、?もう一度右を見て、?安全なら行きましょう!”を思い出すようにしています。」


2.交通安全研修を受けた保護者たちの声
交通安全事業では、対象校の子どもたちだけではなく、その保護者たちにも、交通安全に関する知識全般と、“交通事故からどのように子どもを守ることができるか”について伝えています。まず、各学校からの保護者の代表者を招き、保護者向け交通安全研修の進行役として講義ができるようになるよう訓練します。そうして訓練された保護者は、各学校に戻って他の保護者に自分が学んだ知識を教え、普及させます。この時には、セーブ・ザ・チルドレンのスタッフや、同じく研修を受講済みの学校教師も適宜進行役の保護者を補助し、スムーズに研修が行えるように支援します。保護者向け研修のテーマは選択式となっていますが、よく選ばれるテーマは「歩行者の安全」と「バイクの安全な同乗のさせ方、安全な公共交通機関の利用の仕方」です。インドネシアでは、まだ交通安全教育はあまり普及していないため、保護者達は、子どもたちを交通事故から守ることの大切さは認識しつつも、正しい知識を伝える具体的な方法は良く分からないのが現状のようです。

◆アスマラさん:生徒の保護者(41歳)

アスマラさんは、4人の子どものお母さんで、そのうち2人は、この事業で活動を行っている小学校に通う6年生と4年生です。アスマラさんは蒸しピーナッツを売って生計を立てている夫の仕事を手伝い、日々ピーナッツを売り歩いています。この日は、自宅でピーナッツを蒸す合間を縫って、孫を連れて研修に参加しました。

「最近は道路があまりにもたくさんの車であふれ、危険な環境になっているので、子どもたちに交通安全について教育することはとても大事だと思います。私も、娘が友達の家に宿題をしに行く時など、道路を横断しなければならないことをいつもとても不安に思っています。私自身も、道路を横断中に何度か危うくバイクにぶつかりそうになったことがあります。子どもは大人以上に道路でのリスクにさらされているので、この研修はとても意義があると思います。」

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道路交通量が右肩上がりで増えていく中、交通事故の危険は誰もが感じているものの、具体的かつ有効な予防策は良くわからない…。それが、インドネシアの都市部に暮らす子どもたちや保護者たちの現状だったのかもしれません。

今回、メッセージを寄せてくれた皆さんのように、生徒たちや保護者がそれぞれ交通安全への知識を高めて「自分たちできること」に気付き、それを実行していくことが、交通事故を減らす第一歩になるのではないでしょうか。次回もお楽しみに!


保護者研修に参加したお母さんについてきた子どもたち。
交通安全メッセージが書かれたステッカーをもらってうれしそう!

(インドネシア担当:鶴岡 友美)


 

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