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モンゴル
(公開日:2017.04.05)

【モンゴル ソーシャル・サーカス事業】伸びしろだらけの子どもたち

 
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、モンゴル国ウランバートル市にある生涯学習センター3ヶ所でソーシャル・サーカス事業を行っています。


昨年の国際体罰禁止の日(4月30日)での発表の様子

生涯学習センターとは、家庭環境の問題や経済的事情、障害がある等の様々な事情で学校に通っていない子どもたちに学習支援をする施設です。仕事のない若者への職業訓練も行っています。スフバートル地区の生涯学習センターは20年前に設立され、約100人が利用しています。教師8人を含む16人が子どもの学習をサポートし、学校に戻った子どもも多数います。

私たちが実施しているソーシャル・サーカスは、子どもたちがサーカス技術の練習や習得を通じて、運動能力の強化やルールを守ることの重要性、自尊心、協調性、コミュニケーション能力などを学ぶことを目的としています。

それぞれに困難な状況を生き抜いてきた子どもたち。自分に自信を持てなかったり、自分を大切にすることがなかなかできなかったり、身体面での発達にも遅れがみられたりしています。そんな子どもたちに、サーカスの練習を通して、「自分にはできるんだ」という感情が芽生えていきます。また、下の学年の子どもたちに気配りすることを自然に学んでいきます。サーカスに就職した子どももいます。楽しく学ぶ経験を通して、子どもたちは社会性を育んでいきます。

ソーシャル・サーカスで大切なのは、サーカス技術の練習・習得だけではありません。先生やソーシャル・ワーカーに温かく迎えられることも、非常に重要です。安心して過ごせる居場所や信頼できる大人の存在が子どもたちを変えていきます。セーブ・ザ・チルドレンでは、生涯学習センターに勤務するソーシャル・ワーカーに対して、子どもとの接し方や子どもの家庭が抱える課題への対応方法などに関する研修を行っています。


練習の成果を発表。ジャグリングで「踊る棒」と呼ばれる技。

子どもたちがサーカスの演技を見せてくれました。とても上手な子もいれば、まだまだこれからの子もいます。これからこの施設に通う子どもたちも、年上の子どもたちの演技を羨ましそうに見つめています。様々な事情を抱える子どもたちかもしれません。サーカスの技術は十分でないかもしれません。ですが、大いなる成長の可能性を秘めています。「伸びしろだらけ」の子どもたちです。


将来が楽しみな子どもたち

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