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タイ
(公開日:2018.10.05)

【タイ 水の事故予防事業】事業終了イベントを実施しました

 
洪水やサイクロン、津波などの自然災害の被害を受けやすいタイでは、子どもが水の事故に巻き込まれて死亡するケースが多く発生しています。セーブ・ザ・チルドレンは、子どもが安全に暮らせる社会を目指し、2017年9月から1年間、水の事故予防のための事業をタイ・バンコク市内5つの小学校で実施しました。


身の回りで水の事故が起こる可能性がある状況について分析する子どもたち

2018年3月と5月には、それぞれの学校から合計400人の子どもたちが参加し、水の事故防止のための講習会を実施しました。子どもたちはまず、先行事業で作成したアニメーション“Alert Little Tun(「モグラのタン君、気をつけて!」)”を観て、日常生活の中でどのような時に水の事故が起こりやすいか、どのようなことに注意すべきか、誰に連絡を取るべきかなど基礎的なことを学びました。地図や写真、模型などを使い、事故が起こりやすい場所や状況についての分析も行いました。


また、講習会にはプールを使用した水泳訓練も実施されました。溺れている人を発見した際の救助の仕方(ロープを投げる、ペットボトルなど水に浮くものを投げる、枝など長いものを渡す)、救命ジャケットの正しい着用方法や水の中で救助を待つ間の姿勢、泳ぎ方など、多岐にわたる知識や技術を習得しました。


事業終了イベントでは、子どもたちが描いた絵や工作が展示されました

講習会に参加した教師からは、「これまで泳ぎ方を知っているつもりでしたが水難事故に備えたものではありませんでした」「もしもの時に、どのように行動すればよいかを知っていることは子どもたちにとって重要です」という声が上がりました。

8月上旬には、事業終了イベントを実施しました。子どもたちが作成した啓発教材や啓発ポスターなどが展示され、また、事業で学んだ救助法などのデモンストレーションも子どもたちによって行われました。大勢の人の前で、これまで学んできたことを自信をもって表現する様子を見ながら、セーブ・ザ・チルドレンのスタッフのアルンさんは、「予防可能な原因で子どもが亡くなるなど、あってはならないことです。子どもの安全を確保することは、私たちの義務なのです。また、子どもたちにとっては、自分自身だけでなく、仲間をどのように助けるかを学べたことは、とてもよかったと思います」と述べました。

子どもたちにとっては、この事業への参加は、仲間と協力してみんなの安全を考える良い機会にもなりました。これからも子どもたちが日々の生活の中で、事業で学んだことを実践し、また、周りに伝えていくことで日々の生活の中で水の事故防止を推進していくことが期待されます。



(左)ロープなどを使った救助方法のデモンストレーションを行いました
(右)Alert Little Tunのキャラクターの絵が描かれた、事業への参加を記念した水泳用バッグを手に笑顔の子どもたち


本事業は、皆さまからのご寄付および株式会社ファミリーマートのご支援により実施しています。




 

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