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アドボカシー(チャイルド・ライツ・センター)
(公開日:2010.11.11)

【G20】経済危機から子どもたちの命を守るため首脳陣は今すぐ行動を!(10.11.11)

 
本日11月11日より韓国・ソウルにてG20首脳会合が開催されます。世界の首脳陣は、経済危機が子どもたちに及ぼす甚大な影響を認識し、世界の最貧国が経済危機の打撃から回復できるよう早急に取り組まなければなりません。

世界銀行の推計によると、経済危機の影響で2009年から2015年の間に26万5千人もの子どもたちが亡くなると見込まれ、もしさらに回復が遅れればその数は120万人にも膨れ上がると予測されています。また、今年中に新たに6,400万人もの人々が極度の貧困に陥るとの数字も出ています。
 
経済危機からの回復の兆しは早い段階から見られたにも関わらず、未だに貧しい国々では保健医療・教育のための資金の不足、家計収入の減少、食料価格の高騰、といった影響に苦しめられています。その結果、開発途上国では子どもたちの保健医療、教育、栄養の改善が著しく妨げられ、多くの子どもたちが命を落としています。

貧困からの脱却のためには経済の成長が重要ですが、最も貧しい人々が成長に含まれ、その恩恵を受けることがなければ、開発における格差は埋まることはありません。

今回のG20では、ミレニアム開発目標達成の促進を目指した「開発行動計画」が発表される予定です。セーブ・ザ・チルドレンは、世界の貧困問題が経済不均衡の大きな要因であるとの認識をG20が示したことを歓迎する一方で、経済危機がもたらした負の影響への対策がなされ、貧困の撲滅に向けたこれまでの援助公約が守られてはじめて、G20のこうした動きが意義あるものになると考えています。
 
G20にあたり、セーブ・ザ・チルドレンは、首脳陣が、世界の貧困削減に向けて取り組むための行動計画に合意することを求めています。この計画には、経済危機が、子どもたちの保健医療や教育に長期的な影響を及ぼし、貧困層を含んだ包括的な経済成長を妨げないようにするための内容が含まれるべきです。

G20にあたり韓国入りしたセーブ・ザ・チルドレンのグローバル・キャンペーン・ディレクター、エイドリアン・ロヴェットは言います:

「政府が基本的な公共サービスを縮小せざるを得ない状況下で、食料価格の高騰や基礎医療にアクセスできないことが理由で多くの子どもたちが亡くなっています。今こそ、富める国は貧しい国への開発援助の約束を果たさなければなりません。援助は今すぐ命を救える上に、未来に向けてより強い経済の土台を築くことができます。これは道義的に正しいことであると同時に、経済的にも理にかなっています。
貧しい国に対する援助の約束を守っている国もあれば、守っていない国もあります。
守っている国々は今こそ、他国の首脳に対して、世界の最も貧しい子どもたちの未来を守るための開発行動計画への合意を働きかけなければなりません。」
 
セーブ・ザ・チルドレンは、経済危機から子どもたちの命を守るために、世界の首脳陣がアクションをとることを強く期待しています。


 

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