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日本/東日本大震災/教育
(公開日:2012.03.09)

“訓練はとても大切だと思いました”石巻市立広渕小学校(20120.03.09)

 

「訓練はとても大切だと思いました。防災頭巾は(ヘルメット)よりあたたかくて、ものをはじいてくれそうだから好き」

震災後セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが給食の補助食品支援をしていた学校のひとつ石巻市立広淵小学校で避難訓練が行われました。
今回の震災を教訓にし、万が一、災害が再び起こったとしても、震災を最小限に抑えるために、セーブ・ザ・チルドレンでは防災・減災教育を進めています。その一環として、被災地の幼稚園や小学校に防災頭巾を配布しており、このたび、防災頭巾を配布した広淵小学校で、1月に、4年生のクラスで防災頭巾を使用しての避難訓練を実施していただきました。
「地震が発生しました。皆さん机の下に入ってください」担任の先生の号令で避難訓練が始まりました。生徒たちは、背もたれにかけていた防災頭巾を頭にかぶって机の下に潜り込み、先生から次の指示が出るのをじっと待ちます。次の号令でみんな一斉に廊下に出ます。そして、防災頭巾が青の生徒左、赤の生徒は右の列に並びます。そして、みんなそろって校舎の外に避難しました。

訓練をする子どもたちのまなざしは真剣です。

石巻市の小学校では、登下校時にヘルメットをかぶるのが習慣で、震災前は、防災頭巾による防災はなかったようです。
「訓練はとても大切だと思う。突然(地震が)起きた時にちゃんと行動できるように」と門脇梨穏さんは答えてくれました。
土井大知さんは「避難訓練はとても大事だと思います。もし訓練していなかったら、あわてて、他の人たちについていけないかもしれない」と言います。さらに、「もし、防災頭巾をかぶっていなかったら、物が落ちてきて頭を打ってしまうかもしれない。(ヘルメットよりも)防災頭巾が好きです。柔らかいし、物が落ちてきたとき跳ね返すような気がするから」と訓練の重要さを再認識すると同時に頭巾の利便性も感じています。
島貫貞行教頭先生は「自分の命は自分で守る姿勢と能力を身につけるために何度も(訓練)をする必要があります。今後の支援はモノからヒトへ移っていくと思います。これからは、専門分野で活躍される方々にお手伝いいただきたい。それは、教員の負担軽減だけでなく、学校環境の充実に結び付くと思います」と語ってくださいました。
いつ起こるか分からない自然災害に備えてセーブ・ザ・チルドレンは、今後、防災教育を強化していきます。

(報告:広報 佐藤則子)


 

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