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日本/東日本大震災/子どもの保護
(公開日:2012.06.29)

山田町・大槌町学童指導員合同研修会(2012.06.29)

 

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は保護者が働いている小学生の放課後保育を行う「放課後児童クラブ(通称、学童)」と共に、震災以来子どもたちが安心して遊び・学び・成長するための活動を進めています。

以前山田町の指導員から「隣の大槌学童さんと研修やれたらいいね」という声があったため、山田町役場と大槌町役場の方々をはじめ、全国学童保育連絡協議会(以下全連協)、岩手学童保育連絡協議会(以下県連協)のご協力により、合同で学童指導員研修会を行うことが出来ました。当日は山田町4学童クラブ10名、大槌町1学童クラブ5名から15人の指導員が参加し、この日の講師、高橋ヨシヱ先生による、「一人ひとりが夢さがしの学童保育」のお話を聞きました。


高橋先生の指導員時代の体験談を聞き、タイトルを“夢さがし”にした思いを聞くことができました。学童だけでなく、地域の方々と一緒に児童に対する施策を豊かなものにするために奮闘し、子ども達と一緒に夢を語りながら街づくりを行ってきたお話に、「毎日子どもの対応に追われているが、指導員も夢をもっていこうと思いました」という声が、参加した指導員から聞かれました。

日々子ども達の対応に追われる中、学童の指導員も夢を持って頑張りたいです。


日頃の悩みについて話す指導員が、高橋先生のアドバイスに真剣に耳を傾ける。

その後、指導員の方々からの要望で保育についての質疑応答の時間を多くもうけ、質問の内容に沿った経験談を聞きながら自分の想いと重なるかのように皆が大きく頷く姿がとても印象的でした。
「自分たちが愛情込めてやっていることでいいのだと分かって、自信が持てました。」
「とてもいいお話を聞いても実際保育をどうしていったらよいか一歩踏み出せないでいたが、やり方が分かってとても参考になりました。両町の復興のため指導員として頑張っていきます。」
「先生の貴重な体験談を聞き、学童保育の現場で早速実践していきたいと思います。」
「指導員同士が交流できる機会をもっと設定してほしい。」
「山田町の指導員さんと接点がなく、今回一緒に研修を受けて、お話をたくさん聞くことが出来、指導員さんが一堂に会して話していることがいいなという思いと、悩みは同じなのだと感じてもっと時間があったら交流したいと思いました。」
といった声が聞かれ、とても充実した研修会になりました。

午後からは実地研修のため、大槌学童を訪問し、大槌学童の指導員から多くの質問をいただき、子ども達の様子を見ながら、保育について話し合うことが出来ました。「これからもぜひ来ていただき、また一緒にやりたいです」と指導員から嬉しい声をかけて頂き、高橋先生から「とても前向きに取り組んでいて素晴らしいと思います。一緒にがんばりましょう」と力強い励ましをいただきました。

「ただいま!」「おかえり!」帰ってくると宿題に取り組み1年生。
指導員とMTGをした後、子ども達の様子を見る高橋先生。

今後も全国連協や県連協の方々にご協力いただきながら、沿岸部で開催することを通じ、日々の学童保育の担い手である指導員の先生方のお手伝いしていきたいと思っています。

最後に施設の提供や指導員の派遣に便宜をいただいた山田町・大槌町の関係者の皆様には感謝申し上げます。
(報告:遠野事務所 釜台いく子)


 

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