活動の紹介

子どもを暴力、虐待、搾取から守るための取り組みや、安心・安全に成長できる環境づくりを、行政や地域社会、保護者、子どもたちなどさまざまなステークホルダーとともに推進します。

5分に1人、世界では子どもたちが暴力の被害を受け、命を失っています。セーブ・ザ・チルドレンは、暴力や虐待、搾取の被害を受けた子どもたちへの支援のほか、体罰禁止に向けた働きかけや、たたかない、怒鳴らない子育ての普及を推進し、2016年は3,805,149人に直接支援を届けました。 日本国内でも、子どもをたたく、怒鳴る、尊厳を損なうといったしつけのあり方や、子どもの成長に負の影響を及ぼす関わりをなくすため、セーブ・ザ・チルドレンは、親子の関係づくりや子育てを学ぶ機会をつくったり、法律の見直しや社会啓発の推進を通じて、親や養育者への支援の充実と虐待の早期予防を目指した活動を展開しています。また、災害などの緊急時に、ストレスを抱えた子どもや親・養育者を支える支援者のために開発された、「子どものための心理的応急処置(子どものためのPFA)」の普及に取り組んでいます。

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主な活動 (2016年度年次報告書より)

海外

【ミャンマー】紛争後の地域での子どもの保護

紛争の影響によるストレス下にある地域で、育児放棄や暴力などの被害を受けた子どもたちに対してこころのケアや教育・医療支援などを提供しました。また、親や養育者に対しては、子どもとの適切な関わり方を啓発。紛争の影響で教育を受ける機会がなかった子どもたちを対象に学習会も開催し、自分で考え、判断する力を育成しました。

【モンゴル】要保護児童支援制度の改善・強化支援

虐待などの理由で支援が必要な子どもを適切かつ継続的に支援する方法についての研修を地域行政に対し実施しました。また、行政の子ども保護専門家チームを対象に「要保護児童支援制度」に関する指導者育成研修も開催。さらに、子ども保護専門家チームメンバーが活用するための児童虐待対応マニュアルを開発しました。



日本

子ども虐待の予防

■ポジティブ・ディシプリン講座の実施

ポジティブ・ディシプリンとは、子どもの権利に基づいた、たたかない、怒鳴らない子育ての考え方です。この考え方を親や養育者に広げるため、2016年は宮城県石巻市と東京都豊島区、千代田区にて全18時間の講座を6回開催。子育てを振り返り、子どもとの関係を見直しながら、体罰を使わない子育てを進める意義や実践について学んでもらいました。また、宮城県、東京都、千葉県で紹介講座を8回実施しました。

■ポジティブな子育ての普及に向けた啓発活動

ポジティブ・ディシプリンをはじめとした、たたかない、怒鳴らない子育てを推進する動画やパンフレットを制作し、行政、企業、NPOなどと連携しながら、地域社会で理解が広がるよう取り組みました。

■学会での発信や、体罰全面禁止の法整備に向けた政策提言

子ども虐待防止世界会議と日本子ども虐待防止学会にて、ポジティブ・ディシプリンの日本での効果測定結果を発表し、不適切なしつけの早期予防の意義と親や養育者への支援の重要性を、国内外の専門家に発信。児童福祉法改正時には、関係省庁や議員へ提言書を提出するなど、体罰全面禁止の法制化に向けて働きかけました。

子どものための心理的応急処置

Psychological First Aid for Children (PFA for Children) 災害などの緊急時に、ストレスを抱えた子どもや親・養育者を支える支援者のために開発された、「子どものための心理的応急処置(子どものためのPFA)」。 「見る・聴く・つなぐ」を基本行動原則とした、専門家でなくても誰もができるこころのケアの手法です。2014年に国内で普及を開始してから、2,000人以上に研修を実施。災害時の子どもに対する心理社会的支援のひとつとして、普及に取り組んでいます。

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