「知ろう・話そう 子どものけんり」

子どもの権利は、すべての子どもが健やかに自分らしく育つために必要なことです。2023 年4 月にはこども家庭庁が発足し、子ども施策の基本理念に「全てのこどもについて、個人として尊重され、その基本的人権が保障されること」を掲げました。

子どもの権利は、すべての子どもが健やかに自分らしく育つために必要なことです。2023 年4 月にはこども家庭庁が発足し、子ども施策の基本理念に「全てのこどもについて、個人として尊重され、その基本的人権が保障されること」を掲げました。

しかし、2019 年のセーブ・ザ・チルドレンの調査では、子どもの権利を「聞いたことがない」と回答した子どもは約3人に1人に上っていました。今だからこそ、子どもの権利について知ってもらいたいと私たちは考えます。

このキャンペーンでは、子どもの権利を守ることに賛同するアーティストの皆さんがInstagram(インスタグラム)で「子どもの権利条約」を紹介してくれています。皆さんも一緒に、子どもの権利について、知って、話してみませんか。

●はじめに
子どもの権利条約は、子どもを一人の人間として認め、権利の主体として捉えたものです。すべての子どもが、自分らしく、健康に、安心して生きるために必要な権利をまとめています。条約を批准した国の政府は、この権利を守る義務があります。
詳しい説明はこちら➡ 子どもの権利条約 おやこのミカタ

●はじめに
子どもの権利条約は、子どもを一人の人間として認め、権利の主体として捉えたものです。すべての子どもが、自分らしく、健康に、安心して生きるために必要な権利をまとめています。条約を批准した国の政府は、この権利を守る義務があります。
詳しい説明はこちら➡ 子どもの権利条約 おやこのミカタ

●子どもの権利条約クイズ

Q1 子どもの権利条約では、子どもは何歳未満?
A:15歳  B:18歳  C:20歳

●子どもの権利条約クイズ

Q1 子どもの権利条約では、子どもは何歳未満?
A:15歳  B:18歳  C:20歳

Q2 子どもの権利条約はいつごろできた?
A:約30年前  B:約50年前  C:約100年前

Q3 子どもの権利条約の締約国および地域の数はいくつ?
A:53  B:103  C:196

 

【答え】
Q1 B:18歳
「子どもの権利条約」では、18歳未満を子どもと定義しています。日本では明治時代以降、20歳未満を未成年としていましたが、2022年4月から民法改正により、成年年齢が18歳に変わりました。

Q2 A:約30年前
「子どもの権利条約」は、1989年に国連総会で採択されました

Q3 C:196
「子どもの権利条約」は、すべての国際条約の中で、最も多くの国と地域が条約を守ることを約束している条約です。日本は1994年4月22日に158番目の締約国になっています。

 

 

●子どもの権利についてよくある疑問
Q子どもは義務や責任を果たしていなくても権利があるのですか?
A人権は人が生まれながらにして持っている人間としての権利で、義務や責任を果たしているかということに関係なく、すべての人にあるものです。

●子どもの権利についてよくある疑問
Q子どもは義務や責任を果たしていなくても権利があるのですか?
A人権は人が生まれながらにして持っている人間としての権利で、義務や責任を果たしているかということに関係なく、すべての人にあるものです。

Q子どもの権利を知ると、子どもがワガママになりませんか?
Aこのような心配をされる方はとても多いです。しかし、子どもの権利はどんな子どもも自分自身が大切な存在であり、幸せに生きて良いと考えられる土台となる大切な知識です。権利を知った子ども自身が自分も、自分に関わる人たちも大切にして、幸せに生きるために必要なことだと専門家も指摘しています。実際に子どもの権利を教える学校現場からは、「子どもが自分自身も友だちや先生も大切にできる人に成長する」という報告もあります。

Q子どものことを決めるために、子どもの参加が必要なのはなぜですか?
A当事者である子どもの声を聞くことで、子どもの課題が見えるようになり、社会や大人の組織がより良い決定をすることにつながります。子どもにとっては、市民として社会に参加していくための手段であり、大人になるためのトレーニングにもなります。子どもの権利条約が採択される前は、子どもにとって最も良いことは大人が決めていました。条約によって子どもの考えや気持ちを聞いて、子どもと一緒に決めていこうと変わりました。

Q子どもは自分の意見をうまく伝えられないのではないでしょうか?
A何かあったときに突然、「あなたはどうしたいの?」と聞かれても、急に答えるのは大変です。普段から子どもの意見や気持ちを大人が受け止めることが大切です。そのことが子ども参加を広げることになります。子どもは権利の主体であると同時に、周囲に支えながら育っていきます。子どもが安心して参加できるように、子どもと対等に向き合い、制度や仕組みを変えていくことが大人の役割です。

●セーブ・ザ・チルドレンについて
セーブ・ザ・チルドレンは100年以上前にイギリスで、エグランタイブ・ジェブによって創設されました。
ジェブについてはこちら

●セーブ・ザ・チルドレンについて
セーブ・ザ・チルドレンは100年以上前にイギリスで、エグランタイブ・ジェブによって創設されました。
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Instagramの「知ろう・話そう 子どものけんり」キャンペーンはこちら (11/6~公開)

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【ご協力頂く方々】(敬称略、順不同)
ディーン・フジオカ(ミュージシャン、俳優、映画プロデューサー)、TUBE(ミュージシャン)、@onefive(アーティスト)、中村仁美(フリーアナウンサー)、吉田明世(フリーアナウンサー)、六車奈々(俳優、タレント)、稲沢朋子(モデル)、FLOW・TAKE(ミュージシャン)、奥山佳恵(俳優、タレント)、渡辺満里奈(タレント)、Da-iCE・岩岡徹(ミュージシャン)、古坂大魔王(お笑い芸人、音楽プロデューサー)、鈴木亜美(ミュージシャン、タレント)、丸高愛実(タレント)、土井レミイ杏利《レミたん》(プロハンドボール選手、TikTokクリエイター)

●私たちにできること
子どもの今と未来が守られた社会は、「子どもの権利」を知ることからスタートします。
「子どもの権利」は、すべての子どもたちが健やかに、自分らしく育つために必要な「当たり前のこと」です。

●私たちにできること
子どもの今と未来が守られた社会は、「子どもの権利」を知ることからスタートします。
「子どもの権利」は、すべての子どもたちが健やかに、自分らしく育つために必要な「当たり前のこと」です。

今こそ、日本に暮らす大人も子どもも「子どもの権利」について知ることが大切です。
あなたと私たちが呼びかけることで、子どもの今と未来を変えることにつながります。