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ごあいさつ
5年ぶりの東京開催となる子どもの権利条約フォーラム。
5年前の2019年は、子どもの権利条約 日本批准25年、国連採択30年という節目の年で、「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」がスタートしました。そしてフォーラムは、キャンペーン事業のひとつとして文京学院大学を会場に開催しました。
この時はまだ、COVID-19が世界規模で拡がる前。こども基本法もこども家庭庁の議論すら夢見事の時代でした。
それから5年。日本においては、子どもの権利条約の4つの一般原則が明記されたこども基本法が施行し、こども家庭庁が発足しました。「子どもの意見表明/参加」への取り組みが始まっています。
しかし、子どもを取り巻く状況はどうなったのでしょうか。子どもが安心して生きていくことができる社会になっていると言えるのでしょうか。
日本の首都である東京での開催だからこそ、何ができるのか何をすべきなのかを、それぞれの立場から考え、深め、交流し、次の一歩に繋げていきたいと思います。
Think Globally, Act Locally.
子どもとともに、歩んでいきましょう。
実行委員長
子どもの権利条約ネットワーク事務局長
林 大介
第32回となる今年のフォーラムで、セーブ・ザ・チルドレンは共催団体、また、事務局の役割を担っています。私たちがこのような形で、深く今年のフォーラムの企画・運営に他実行委員団体の皆さんと一緒に取り組むのには、セーブ・ザ・チルドレンの創設者、エグランタイン・ジェブが関連しています。
時は遡り、第一次世界大戦後に栄養不良に苦しむ子どもたちの救援活動を行っていたジェブは、1923年に子どもの権利についての世界初の公式文書とされる「ジュネーブ子どもの権利宣言」の草案をつくり、これは翌年1924年に国際連盟で採択されました。今年2024年はそれから100年、また1989年に国連で「子どもの権利条約」が採択されてから35年、更には同条約を日本が批准してから30年という節目の年に当たります。
今年のフォーラムは、子どもの権利保障が今後継続して社会の隅々に根付いていくようにするための具体策を、全国の子ども・大人と共に学び・考え・発信するための機会にしたいと考えています。
ぜひ、多くの方々にご参加頂ければ幸いです。
実行委員長
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン事務局長
髙井 明子
プレーパークの子どもの声から様々な居場所づくりへと発展した豊島子どもWAKUWAKUネットワーク。子どもの最善の利益を優先し、地域のすべての子どもが笑顔で成長するまちを目指し活動しています。
この度、わがまち豊島区で子どもの権利全国フォーラムが実施されます。区内の多様な子どもやおとながフォーラムに参画するために、私ができる全ての協力を今やらなくていつやるの?と思い、実行委員会副委員長を進んで引き受けました。
平成18年、豊島区は「子どもの権利に関する条例」を制定しました。豊島区では毎年学校や広報等で啓発活動を実施いています。
しかし令和5年豊島区子ども・若者の実態・意識に関する調査では、子どもの権利について「知らない」または「聞いたことがあるが内容はよくわからない」と答えた中学生は87%、中学生保護者は84%、高校生は98%、高校生保護者は87%でした。
そこで、これまでの啓発とは全く手法が違う、「子どもの権利全国フォーラムにみんなで参加する」ことで、子どもの率直な声やチカラを共有し、理解を深める仲間が増え、子どもの権利を具現化するまちを目指したいと考えています。
副実行委員長
特定非営利活動法人 豊島子どもWAKUWAKUネットワーク
理事長 栗林知絵子
共催
実行委員メンバー
- IPA日本支部
- NPO法人 青い空-子ども・人権・非暴力
- 公益社団法人 アムネスティ・インターナショナル日本・関西連絡会
- 認定NPO法人 ACE
- 江戸川子どもおんぶず
- おおたっ子条例を考える会
- NPO法人 きづく
- 認定NPO法人 国際子ども権利センター(C-Rights)
- 子どもの権利条約ネットワーク(NCRC)
- NPO法人 佐倉こどもステーション
- 公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
- 創価学会女性平和委員会
- 認定NPO法人 チャイルドライン支援センター
- 認定NPO法人 チャイルドケアセンター
- 一般社団法人 TOKYO PLAY
- 認定NPO法人 豊島子どもWAKUWAKUネットワーク
- NPO法人 PIECES
- FLUFF
- 認定NPO法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
- 認定NPO法人 プレーパークせたがや
- 冒険遊び場ねずみもちパーク
- 学び&遊びを育てる会
- les Copains dAbord(レコパンダボール)
- 認定NPO法人 ワールド・ビジョン・ジャパン
- 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
- 井狩芳子 特定非営利活動法人 子どもの居場所づくり・相模原(KIDS)
- 野戸谷幸子
- 山口 彌生
事務局団体
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
セーブ・ザ・チルドレンは、一時的な視点だけでなく、子どもたちを取り囲む課題の根本的な解決するための活動を行っている子ども支援専門の国際NGO組織です。私たちは、子どもを権利の主体として捉え、子どもたちには力があることを信じ、子どもたちが本来持っている力を引き出すこと、子どもたちと一緒に活動することで、すべての子どもたちが夢や希望を持てる世界を実現することを目標としています。
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