【教育】
【開催報告】「危機下の教育支援のためにどのようなアドボカシー活動を進めるべきか 〜ロヒンギャ難民キャンプの教育を事例に〜」を開催しました
2024.09.19
- アドボカシー
すべての子どもが質の高い教育を受けられるよう、学習環境の改善、教員の能力養成、地域社会の意識向上、就学前教育の普及などの活動を通して支援します。
セーブ・ザ・チルドレンは、学習環境の改善や教員の能力養成などの支援活動を行いました。2022年は世界で6,233,104人の子どもたちに支援を届けました。
【教育】
【参加者募集!】危機下の教育支援のためにどのようなアドボカシー活動を進めるべきか 〜ロヒンギャ難民キャンプの教育を事例に〜(9/9(月) 18:40-)開催
2024.09.02
ビハール州は、洪水などの自然災害が頻発しており、学校内外での暴力やいじめも問題になっています。子どもたちが災害や暴力のリスクから守られ、学びを継続できるよう、安心・安全な学校の環境づくりに取り組んでいます。生徒から構成されるタスクフォースを形成し、災害対策研修と避難訓練を実施し、避難経路マップを作成しました。さらに子どもたちや教員と話し合い、危険やリスクの回避方法、対応方法を記した子ども向けの安全ルールブックを作成し、リスクと安全対策について学ぶセッションを定期的に実施しました。
障害や貧困、言語の違いなどに関わらず、すべての子どもたちが質の高い教育を受けられることを目的としたインクルーシブ教育を推進しています。特別なニーズのある子どもたちが特に中学校進学時や入学後に中退してしまう傾向が高いことから、中学校でも学習面、生活面で支援を受けられるよう、小学校から中学校への引継ぎ体制の強化や、中学校教員の能力強化、生徒同士の助け合いを推進する生徒会活動の支援などを行いました。学習環境の整備や地域社会に対する啓発なども実施しました。
モンゴル教育科学省の教育分野中期開発計画のもと、インクルーシブ教育・学校給食・eラーニングの活用推進の3分野への取り組みを主軸とした事業がモンゴル教育科学省による主導で開始されました。セーブ・ザ・チルドレンは活動実施を技術面・運営面で支援する役割を担っています。まず、対象校でのインクルーシブ教育および学校給食の事業開始時の状況に関する調査を開始しました。また、モンゴル国立科学技術大学と連携し、学校給食を準備・提供する栄養士の育成を開始しました。
遊牧家庭の保護者が、基本的な読み書き計算能力や障害のある子どもを支援するためのスキルを身に付けられるよう、生涯学習センターの職員と連携して保護者への学習プログラムの提供を開始しました。より柔軟で効果的な学習を実現するため、対面指導および自己主導型学習を融合したブレンド型学習の形式を採用しています。従来型の紙とペンでの学習形式に依存しすぎず、eラーニングプラットフォームや教育動画、DVDプレーヤーなどを活用しています
次世代の政治を担う若者が民主主義的価値観と選挙のプロセスを理解することで、適切な情報に基づいて投票に参加することを目指し、15歳から19歳の学生を対象とした意識調査を実施しました。また、中等学校の公民教育のカリキュラムの見直しと、「青少年の参加を通した民主化」と題した課外授業プログラムを開発しました。対象地域の中高生で構成された複数のヤング・ボーターズ・クラブ(Young Voters Clubs)に対しては、若者の選挙参加推進を目的とした活動の実施に向け、意見交換・意見表明の場を提供し、助成金を授与しました。