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モンゴル雪害(ゾド)〜子どもたちに支援を届けています(10.04.30)

モンゴルでは、2009年12月より厳しい雪害(ゾド)に直面しています。
政府の報告によると、ゾドの被害により670万頭以上の家畜が死に、12,000人以上の生計に大きな影響を与えています。

4月下旬に入り、若干天候が和らいできたものの、夜間にはマイナス8度を記録する寒さが続いています。これから気温が上昇していくと、解けた雪による洪水発生の危険があり、また、雪に埋もれていた家畜の死骸が地表に現れ、感染症を蔓延させる恐れもあります。

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ゾドにより死亡した家畜の死骸が現在も雪に埋もれています

セーブ・ザ・チルドレンでは、学校寮や幼稚園の子どもたちを主な対象として支援活動を行っています。これまでに24の学校と19の幼稚園の子どもたちに対して、下記の支援を届けました。

●子ども220人に毛布・マットレスを配布
●子ども2,272人に食糧と衛生キットの配布
●学校における暖房設備の修繕(子ども2,384人が対象)
●学校・幼稚園に暖房用の燃料を配布(子ども5,274人が対象)

今後も、食糧や毛布、靴/ブーツの配布の他、医療支援も視野に入れて支援を継続していく予定です。