(公開日:2013.12.20)
レイソル・サッカースクールをベトナムにて開催!(2013.12.20)
- ベトナム
今回の訪問のもう一つの目玉は、「レイソル・サッカースクール」。
ベトナムでは、サッカーは最も人気のあるスポーツの一つで、空き地では裸足の子どもたちがボロボロのボールを蹴っていたり、テレビのサッカー中継に釘付けになっていたりします。そんなサッカーが大好きな子どもたちのため、柏レイソルのアカデミーのコーチによるサッカースクールが、Trinh Tuong小学校とBan Xeo小学校の2校において開催されました。
初めは靴を履くにも戸惑う子どもたちもいましたが、一度サッカー教室が始まると、子どもたちの元気が爆発。日本の小学生に比べ体の小さい少数民族の子どもたちですが、コーチ達と一緒にボールを追いかけて思いっきり走り回り、シュートやゴールに大喜びし、プロのコーチのボールさばきに目を奪われながら、笑顔と笑い声の途絶えない90分となりました。中には、コーチも驚くほどの才能を見せる子どももいたようです。
(左の写真)コーチの話を真剣に聞く様子。(右の写真)シュートのコツを教わりました。
(左の写真)試合前はしっかり挨拶することから始めます。 (右の写真)思いっきり走り回り、汗を流しました。
ベトナムの女の子はとても強い。男の子顔負けのアグレッシブな試合を見せてくれました。
(左の写真) 普段から山を歩いているからか、運動能力も高いです。(右の写真) 初めて着るビブスにワクワク。
(左の写真)集中力途切れることなく、楽しんでいました。(右の写真)試合に勝って、大喜び!
柏レイソルの工藤選手から、「僕は今、一所懸命サッカーを頑張っています。みんなも、勉強にスポーツに一所懸命頑張ってください。」というビデオメッセージも頂き、子ども達が真剣な眼差しで耳を傾けていました。
(左の写真)工藤選手からビデオメッセージ(右の写真)紹介DVDを見て、ゴールシーンに大歓声
家に帰ると、農業や家事の手伝いなどで忙しい子どもたちにとって、学校は友だちと思いっきり遊べる貴重な場でもあります。今回のサッカー教室や訪問がよほど楽しかったのか、多くの子どもたちがチーム宛てに手紙を書き、最後の最後までコーチ達の手を離しませんでした。
最後にプレゼントされたサッカボールに子どもたちは大喜び。さっそく夢中になってボールを追いかけていました。
子どもは遊びやスポーツを通じて、体を丈夫にしたり、協調性やねばり強さも学んでいきます。子どもの健やかな成長にはとても大事な時間です。このボールは今後も子どもたちに大切に使われていくこと間違いありません。
(ベトナム担当:武田)