東北の人とまちと暮らしと、子どもの権利 (2014.05.27)

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、SCJ)は一般財団法人地域創造基金みやぎ(以下、さなぶりファンド)と協働で「こども☆はぐくみファンド」を運営しています。


さなぶりファンドは、震災後に設立された財団法人で、「コミュニティ財団」というものです。さなぶりファンドは、地域の活性化や、より豊かな暮らしの実現をめざして、子どもや子育て支援を含む多様な課題に取り組むNPOなどの組織に資金等の支援を行っています。受益者負担が難しい、支援を必要としている方のニーズが多様等の理由から、企業や行政が取り組みづらい社会的な課題に対して活動している地域の団体を、資金提供、経営ノウハウ支援等の実施をしています。さなぶりファンドは、震災復興と、復興にとどまらない豊かな暮らしの創造にむけて、地域内外の資金などの資源の確保と提供を通じて、地域に貢献しようとしています。


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは「子どもの権利」が実現されることを目指して、日々の活動をしています。「こども☆はぐくみファンド」の事業でも、助成先団体に対して「子どもの権利」を伝える機会を設けたり、助成の募集要項に「子どもの権利」の視点を盛り込んだりしています。


地域創造基金みやぎによる研修の様子。SCJスタッフも参加しています。


SCJからは子どもの権利の視点から、さなぶりファンドは、東北地域の視点から協働して「こども☆はぐくみファンド」を運営しています。
「こども☆はぐくみファンド」によって支援を受けた団体の活動レポートは、さなぶりファンドの「支援先レポート」からご覧いただけます。


SCJは、これからも地域によりそって子どもの権利を実現する活動を行っていきます。


(報告:東日本大震災復興支援事業部 奥山)

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