タイ防災事業 子どもたちの防災アイデアを形にするワークショップを開催しました!(2015.01.27)

タイの防災事業では、2015年2月にバンコク芸術文化センターとモンクット王工科大学の協力により、バンコクで防災コンテストを開催します。この防災コンテストでは、あらかじめ10歳~12歳、13歳~15歳の子どもたちへ防災アイデアの応募を呼びかけ、アイデアを模型にしたものを提出してもらい、特に優秀なアイデアがコンテストで発表される予定です。同コンテストで発表するために、2014年10月から子どもたちの防災アイデアを募集し、これまで22人(男児14人、女児8人)の子どもたちから応募がありました。


↑子どもたちに対してコンテストへの防災アイデアの応募を募るチラシ


2月の防災コンテストの結果発表に先立ち、応募のあったアイデアを精査してよりよいものにするため、2014年12月20日と21日の二日間、子どもたちのワークショップを開催しました。このワークショップはバンコク芸術文化センターで開かれ、子どもたち15人(男児10人、女児5人)が参加し、6つのグループに分かれて作業を行いました。


↑ワークショップの冒頭で趣旨を説明するセーブ・ザ・チルドレンのスタッフ

ワークショップには、モンクット王工科大学電気工学部教授、タイの民間テレビ局PBSスタッフ、アジア防災センター(Asian Disaster Preparedness Center)シニアプロジェクトコーディネーター、デザイナー、建築家、ラッフルズ・インターナショナル・カレッジ教授が協力者として参加し、自らの災害時の経験を語るとともに、子どもたちの防災アイデアを形にするためのアドバイスを提供しました。


↑アドバイスを受けながら、グループでアイデア出しをする子どもたち


このワークショップの様子をタイのテレビ局PBSが取材し放送しました。


最後に改善したアイデアを持ち寄り、参加者全員で集合写真を撮りました。


子どもたちは今後、各グループのアイデアを模型にし、1月末に最終版を提出します。提出された作品が審査され、2月の防災コンテストで優秀作品の発表が行われます。

本事業は、皆様からのご寄付及び株式会社ファミリーマートのご支援により実施しております。今後も引き続き、活動の様子をお伝えしていきますので、お楽しみに!

(タイ担当:清水 梢)
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