G7エルマウ・サミットに関するセーブ・ザ・チルドレンの見解

6月8日に発表されたG7エルマウ・サミット首脳宣言に関し、セーブ・ザ・チルドレンは7月のアディスアベバでの開発資金会合および9月のニューヨークでの国連総会に向けて、G7首脳が妊産婦と乳幼児の保健、エボラ出血熱と保健システム強化、栄養改善、ポスト2015年開発枠組みを含む様々な課題について、政治的リーダーシップを示したことを歓迎します。

一方で、コミットメントに伴うべき具体的な方策や資金、特に 最も貧しく脆弱な立場に置かれた人々の基礎的な保健医療サービスへのアクセスの提供に向けた保健システムの構築とユニバーサル・ヘルス・カバレッジについて、 租税回避対策を含め、 資源の不足をどのように補うのかが示されていません。

G7首脳は、今後開発資金会合および国連総会に向けて、 これらの課題に関する資金拠出、 モニタリング、 実施手段が確保できる、 実行可能なポスト2015年開発枠組みの採択のために、さらなるリーダーシップを果たすことが求められます。


以上


G7開催前に公開したプレスリリースはこちらです
G7首脳が行動を起こさなければ、毎日17,000人の子どもたちが生存の危機にさらされることに

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