【熊本地震復興支援】学校生活が、いつも通りに近づくように

子どもたちの学校での生活が、より震災前の日常に近づいていくように。セーブ・ザ・チルドレンでは6月1日以降、熊本県益城町で学用品を配布しています。地震で着られなくなった制服や体操服のほか、部活動で利用するユニフォームや運動用品なども支援しています。

▽外でバスケットボール
体育館が避難所になっている益城中央小学校。放課後になると、廊下でストレッチをして、バスケットボールのドリブル練習をしている子どもたちがいました。そんな様子をみて、セーブ・ザ・チルドレンでは、屋外で使用できるバスケットゴールを4台提供。後日、子どもたちは汗だくになりながら、満面の笑顔で練習していました。ゴールは、高学年の体育の授業でも活用される予定です。



▽最後の試合をユニフォームで
卓球の団体戦では、同じユニフォームの着用しなくてはなりません。しかし、震災でユニフォームがなくなってしまった木山中学校卓球部。このためセーブ・ザ・チルドレンでは、ユニフォームやボールを支援しました。生徒たちは無事、県中学総合体育大会に出場しました。先生は、「3年生にとって最後の試合に、きちんと部員全員、同じユニフォームを着て臨むことができて本当に喜んでいました」と話していました。

▽学校と体育館を結ぶ、すのこ
益城中学校では震災後、耐震性の問題から、体育館のすぐそばの建物が使用できなくなりました。体育館への移動は、全校生徒約700人が靴を2回履き替える必要があり、かなり大がかり。そこでセーブ・ザ・チルドレンでは、校舎と体育館とを結ぶすのこを提供しました。これにより、やっと全校集会が開けるようになったそうです。



セーブ・ザ・チルドレンではこれからも、子どもたちが日常生活に戻っていくための支援を続けていきます。

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