セーブ・ザ・チルドレンは、鳥取県中部地震の発生を受け、10月22日～24日にかけて、鳥取県倉吉市および北栄町において初動調査・対応を実施しました。その結果、倉吉市では給食センターが被災したため、小中学校の子どもたちに対する給食支援の必要性が明らかになりました。



現在、倉吉市では給食が提供できないため、各家庭が用意した弁当で対応しています。家庭からの弁当持参は、被災した保護者の負担や、家庭の状況による子どもの栄養バランスの片寄りが懸念されます。そのため、市と連携し、家庭からの弁当持参の回数を少しでも減らし、可能な範囲で給食を提供できるように、調整を開始しました。



子どもたちが笑顔で給食を食べることができるように、東日本大震災や熊本地震の被災地でも給食支援を行ってきた経験を生かしながら、鳥取の子どもたちのためにも活動していきます。


＜いのち・みらい貯金箱＞
セーブ・ザ・チルドレンは、国内外の緊急人道支援の最前線で、医療や保健サービス、食料や心のケアなど幅広い支援を提供し、子どもたちの命と未来を守るために活動しています。「いのち・みらい貯金箱」は、緊急支援が必要な地で迅速に支援を行うための基金です。熊本地震の被災地での活動をはじめ、世界各地の自然災害や人道危機における支援に役立てられます。