【九州豪雨】避難所などで「子どものための心理的応急処置」の活用を
~被災した子どもたちのこころのケア~

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、九州北部での記録的大雨による被災と避難などでストレスを抱えた子どもたちへの心理社会的ケア(こころのケア)として、子どもと関わる誰もが提供できる、「子どものための心理的応急処置」*の手法の活用を呼びかけています。

自然災害などの危機的な出来事に直面すると、子どもたちは不安を抱え、いつもと違った行動や反応を示すことがありますが、これは自然なことです。「子どものための心理的応急処置」は、緊急下でストレスを抱えた子どものこころを傷つけず、適切に対応するための、誰もができる子どものこころのケアの手法で、「見る・聴く・つなぐ」の行動原則を基本に、子どもたちが自分たちのペースで落ち着きを戻せるようサポートするものです。

セーブ・ザ・チルドレンによる「子どものための心理的応急処置」特設ページ
行動原則「見る・聴く・つなぐ」の基本的な説明と、成長段階によって一般的に子どもが示すストレス反応の説明を掲載しています。


*「子どものための心理的応急処置(Psychological First Aid for Children)」は、世界保健機関(WHO)などが、支援者が共通して身につけておくべき心構えと対応をまとめたマニュアル(PFA)を、子どもとその保護者・養育者に対して実施するうえで、子どもの発達段階の特性や、年齢にあった必要など、子どもに特化して、セーブ・ザ・チルドレンが作成したものです。

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