イエメン 病院への空爆により7人が死亡

(2019年3月26日イエメン・サヌア発)
現地時間3月26日午前9時30分、セーブ・ザ・チルドレンが支援するキタフ病院(Kitaf rural hospital)が空爆され、子ども4人を含む7人が死亡し、8人が負傷、行方不明者は2人にのぼっています。



この病院は、イエメン北西部サアダ県の県都から100km離れた場所に位置し、病院の入り口からわずか50m離れたガソリンスタンドにミサイルが着弾。攻撃を受けた時間帯は、病院の受付診療時間が始まって30分が経った、多くの患者やスタッフが往来する忙しい時間帯でした。

セーブ・ザ・チルドレン・インターナショナル事務局長ヘレ・トーニング=シュミットは、民間人が生活する地域にある病院への無差別攻撃に対して、国際人道法に違反する行為だと非難しています。また、子どもたちは病院や学校、自宅で安心・安全に過ごす権利があるとし、すべての紛争当事者に対して戦争のルールを守るよう訴えています。
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