シリア危機 イドリブ県内の国内避難民キャンプが攻撃され子ども8人が犠牲

セーブ・ザ・チルドレンのパートナー団体Ataa によると、11月20日の夜、シリア北西部イドリブ県にある国内避難民キャンプ(Qah Camp)がミサイルによる攻撃を受け、子ども8人が死亡しました。犠牲になった子どもたちのうち4人はセーブ・ザ・チルドレンが支援する学校に通っていました。


このキャンプに避難する国内避難民は800人以上にのぼります。今回の攻撃によりキャンプ内で火災が発生し産科病院が損傷しました。また、パートナー団体Hurras Networkによると、同県では、今月(11月)だけで、あわせて22人の子どもたちが紛争の犠牲になっています。



セーブ・ザ・チルドレンのシリア支援事業ディレクター ソニア・クシュは次の通り訴えます。
「国内避難民キャンプに避難している子どもたちとその家族は、これまでに幾度となく暴力から逃れ、彼らが安全だと思う場所に避難してきました。今回の攻撃により、子どもたちとその家族が感じた恐怖や、受けた衝撃は計り知れません。民間人、特に子どもたちは今回の攻撃をはじめ紛争とは関係のない、無実な市民であり、守られなければなりません」

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