(公開日:2020.02.27)
新型コロナウイルス 中国とイタリアにおけるセーブ・ザ・チルドレンの対応
- 中国
新型コロナウイルスの世界各地での感染拡大を受け、セーブ・ザ・チルドレンの以下の支援活動などを行っています。
【中国】
中国国内での感染拡大を受け、セーブ・ザ・チルドレンは、湖北省武漢市内の病院2ヶ所にマスク3万6,000枚を支援しました。
湖北省武漢市で実施したマスク36,000枚の支援の様子
また、今後、湖北省に加えて、北京市、上海市、広州市、四川省、新疆ウイグル自治区、雲南省を中心に約7万1,000人を対象に緊急支援を行う予定です。
中国国内でコロナウィルスの影響を受けた子どもの人数については、現時点でまだ正式な人数などが発表されていませんが、休校により学校に通うといった日常生活を送れなくなった子どもたちや、保護者のり患などにより、養育者と離れて生活することを余儀なくされている子どもたちも少なくないと考えられています。
セーブ・ザ・チルドレンは、対象地域における中国政府の取り組みや、すでに実施している事業と連携しながら、子どもの保護や教育、保健分野において、特に、次の支援を予定しています。
【イタリア】
北部を中心に、イタリア国内の複数の地域で、コロナウイルス感染拡大予防措置として学校などが閉鎖となり、幼稚園や小学校、中学校に通う子どもたちの4割に当たる370万人以上が通学できない状態になっています。
セーブ・ザ・チルドレン・イタリアのイタリア・欧州事業ディレクター ラファエラ・ミラノは、こうした事態を受け、次の通り話します。
「教育関連施設の閉鎖が長期化しないことを望んでいます。教育省からの発表にもあった通り、学校などが閉鎖された場合でもオンライン学習など利用可能なさまざまな方法を用いて教育を継続することが重要です。
現在、子どもたちが新型コロナウイルスによる特段の影響を受けていないように見えても、それは、彼らが周囲の環境から影響を受けていないということではありません。そのため、該当する地域に暮らす子どもたちは、年齢に合わせた内容で、現状についての正しい情報を受け取ることが不可欠です。
適切な予防行動を促進し、あらゆる形態の差別や外国人嫌悪が起こることを防ぐために、多くの子どもたちが、日々さまざまなニュースに接している中で感じる不安や恐怖に対応していくことも重要です。」
【セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの関連情報】
固定電話経由のお問い合わせの時間帯短縮・各種問い合わせフォームの利用について―新型コロナウイルス感染拡大にともなう対応について(2020.02.21)
新型コロナウイルス感染拡大にともなう対応について 在宅勤務、時差出勤等実施のお知らせ(2020.02.21)
【中国】
中国国内での感染拡大を受け、セーブ・ザ・チルドレンは、湖北省武漢市内の病院2ヶ所にマスク3万6,000枚を支援しました。
湖北省武漢市で実施したマスク36,000枚の支援の様子
また、今後、湖北省に加えて、北京市、上海市、広州市、四川省、新疆ウイグル自治区、雲南省を中心に約7万1,000人を対象に緊急支援を行う予定です。
中国国内でコロナウィルスの影響を受けた子どもの人数については、現時点でまだ正式な人数などが発表されていませんが、休校により学校に通うといった日常生活を送れなくなった子どもたちや、保護者のり患などにより、養育者と離れて生活することを余儀なくされている子どもたちも少なくないと考えられています。
セーブ・ザ・チルドレンは、対象地域における中国政府の取り組みや、すでに実施している事業と連携しながら、子どもの保護や教育、保健分野において、特に、次の支援を予定しています。
- 1.マスクなどの個人防護具の提供を通した、病院の対応能力の強化と院内感染を防ぐための感染防止管理体制の強化
- 2.緊急下における養育者への情報提供などを通した子どもの身体的・心理的ケアの能力強化
- 3.学校およびその他の子ども関連施設における感染リスク軽減のための取り組み強化
- 4.養育者と離ればなれになった子どもたちが適切な支援がされるようソーシャルワーカーへの研修などの実施
【イタリア】
北部を中心に、イタリア国内の複数の地域で、コロナウイルス感染拡大予防措置として学校などが閉鎖となり、幼稚園や小学校、中学校に通う子どもたちの4割に当たる370万人以上が通学できない状態になっています。
セーブ・ザ・チルドレン・イタリアのイタリア・欧州事業ディレクター ラファエラ・ミラノは、こうした事態を受け、次の通り話します。
「教育関連施設の閉鎖が長期化しないことを望んでいます。教育省からの発表にもあった通り、学校などが閉鎖された場合でもオンライン学習など利用可能なさまざまな方法を用いて教育を継続することが重要です。
現在、子どもたちが新型コロナウイルスによる特段の影響を受けていないように見えても、それは、彼らが周囲の環境から影響を受けていないということではありません。そのため、該当する地域に暮らす子どもたちは、年齢に合わせた内容で、現状についての正しい情報を受け取ることが不可欠です。
適切な予防行動を促進し、あらゆる形態の差別や外国人嫌悪が起こることを防ぐために、多くの子どもたちが、日々さまざまなニュースに接している中で感じる不安や恐怖に対応していくことも重要です。」
【セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの関連情報】
固定電話経由のお問い合わせの時間帯短縮・各種問い合わせフォームの利用について―新型コロナウイルス感染拡大にともなう対応について(2020.02.21)
新型コロナウイルス感染拡大にともなう対応について 在宅勤務、時差出勤等実施のお知らせ(2020.02.21)