(公開日:2020.03.23)
台風19号緊急支援 福島県いわき市 放課後児童クラブ修繕工事終了 市へ引き渡し
- 日本/国内災害
2019年10月に発生した台風19号による大雨で、河川が氾濫した福島県いわき市は、市内の広い範囲で冠水や浸水などの被害を受けました。
セーブ・ザ・チルドレンは、浸水の被害を受けた福島県いわき市にある、放課後児童クラブの修繕工事を進めてきました。
この放課後児童クラブは、4年前の2015年にセーブ・ザ・チルドレンが東日本大震災復興支援として建設しました。台風19号の影響で、施設の近くの河川が氾濫し、床上浸水や、汚泥が建物に流れ込むなどの被害が発生しました。
セーブ・ザ・チルドレンは、いわき市からの要請を受け、この放課後児童クラブの修繕工事の支援を行いました。地元の設計事務所や建設会社の協力を得て、2020年1月より工事を開始し、今月工事が終了。工事終了にあたり、設計事務所や建設会社とともに、いわき市へ建物の引き渡しを行いました。
写真(左から)大綱建設 根本安夫さん、象地域設計 江国智洋さん、セーブ・ザ・チルドレン 法橋華子、いわき市こどもみらい部 山岸照幸さん
引き渡しにあたっては、今後、子どもたちや支援員の皆さんが安心して利用できるよう、建設会社からいわき市に工事内容の説明と、完成した建物の確認が行われました。学童支援員からは「子どもたちが安心して生活できるようになって本当によかったです」といった声や、子どもたちからも「きれいになった床で、寝転がったり、広いスペースを使って遊ぶことができるようになってうれしい」という感想がありました。
発災直後から、修繕工事を行っている間は、2棟ある学童保育の建物のうち、1棟に子どもたちを集めて保育を行っていました。しかし、工事が終了し、浸水による衛生面の心配がなくなったため、これからは2棟で、子どもたちが過ごせるようになります。
日常の放課後の時間はもちろん、災害発生後の緊急下においても、子どもたちが安心・安全に過ごせる場として、放課後児童クラブはとても重要です。今回の台風19号の支援を通しても、放課後の子どもたちの居場所の重要性や、そこを守る支援員の皆さんと大人の存在の重要性が改めて確認できました。
(国内事業部 法橋華子)
セーブ・ザ・チルドレンは、浸水の被害を受けた福島県いわき市にある、放課後児童クラブの修繕工事を進めてきました。
この放課後児童クラブは、4年前の2015年にセーブ・ザ・チルドレンが東日本大震災復興支援として建設しました。台風19号の影響で、施設の近くの河川が氾濫し、床上浸水や、汚泥が建物に流れ込むなどの被害が発生しました。
セーブ・ザ・チルドレンは、いわき市からの要請を受け、この放課後児童クラブの修繕工事の支援を行いました。地元の設計事務所や建設会社の協力を得て、2020年1月より工事を開始し、今月工事が終了。工事終了にあたり、設計事務所や建設会社とともに、いわき市へ建物の引き渡しを行いました。
写真(左から)大綱建設 根本安夫さん、象地域設計 江国智洋さん、セーブ・ザ・チルドレン 法橋華子、いわき市こどもみらい部 山岸照幸さん
引き渡しにあたっては、今後、子どもたちや支援員の皆さんが安心して利用できるよう、建設会社からいわき市に工事内容の説明と、完成した建物の確認が行われました。学童支援員からは「子どもたちが安心して生活できるようになって本当によかったです」といった声や、子どもたちからも「きれいになった床で、寝転がったり、広いスペースを使って遊ぶことができるようになってうれしい」という感想がありました。
発災直後から、修繕工事を行っている間は、2棟ある学童保育の建物のうち、1棟に子どもたちを集めて保育を行っていました。しかし、工事が終了し、浸水による衛生面の心配がなくなったため、これからは2棟で、子どもたちが過ごせるようになります。
日常の放課後の時間はもちろん、災害発生後の緊急下においても、子どもたちが安心・安全に過ごせる場として、放課後児童クラブはとても重要です。今回の台風19号の支援を通しても、放課後の子どもたちの居場所の重要性や、そこを守る支援員の皆さんと大人の存在の重要性が改めて確認できました。
(国内事業部 法橋華子)