【2020年7月豪雨緊急・復興支援】熊本県のこども園へ保育用備品の支援

2020年7月の記録的大雨によって、九州やその他国内の広い範囲で河川の氾濫や浸水などの被害が発生しました。セーブ・ザ・チルドレンでは、特に甚大な被害が報告されている熊本県を中心に発災直後から地元の団体などと連携し、被災した子どもたちへ緊急支援活動を行っています。



熊本県では、河川の氾濫により住家や施設が破損したり、床上浸水するなどの被害が発生しました。熊本県内のあるこども園でも、床上浸水により保育備品が流出し、園舎自体も工事が必要な状況になるなど、甚大な被害を受けたことが分かりました。

このこども園は、浸水被害を受けた室内の片づけや床の工事などを行いながら、なんとか保育を再開することができました。しかし、子どもたちにとって安全な保育環境を確保し、被災前と同じような環境を取り戻すためには、保育に必要なさまざまな備品が足りていませんでした。

こうした状況のなか、こども園関係者は、県内で支援活動をしているセーブ・ザ・チルドレンのことを知り、私たちに連絡をくれました。私たちは園からの支援要請を受け、お昼寝用のベッドやおもちゃ収納棚など、子どもたちが安心・安全に過ごすために必要な保育備品の支援をすぐに行いました。



支援を届けたこども園からは、「園に子どもたちの明るい声が響き渡り、保護者の皆様にも安心していただける環境を整えることができました」との声が寄せられました。




7月豪雨の被災地域では、現在も復旧・復興に向けさまざまな活動が行われています。セーブ・ザ・チルドレンも、子どもたちが安全な環境の中で安心して過ごすことができるよう、支援活動を続けていきます。
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