(公開日:2022.03.09)
【ウクライナ危機】市民の保護を-キエフ郊外で避難中の子ども2人が犠牲に
- 東欧
セーブ・ザ・チルドレンは、2022年3月6日にキエフ郊外イルピン(Irpin)の町から避難しようとした女性1人とその子ども2人を含む8人が迫撃砲の攻撃で犠牲になったことに強い憤りを禁じ得ません。10代の少年と小学生の少女は、母親や他の市民とともに橋の近くにいて砲弾によって逃げ場を失いました。
ウクライナ・リヴィウ(2022年3月6日撮影)
ウクライナのすべての子どもたちが、全土におよぶ紛争により、身体的な被害や深刻な精神的苦痛を受けたり、故郷からの避難を強いられたりする危険に晒されています。
首都キエフを含む全国の都市で爆発や市街戦が激しさを増し、子どもたちや家族は地下室や防空壕に避難し、そのなかには電気や暖房が使えないところもあります。親たちは、おびえる子どもたちを落ち着かせようとしています。
戦闘が続くなか、セーブ・ザ・チルドレンは、子どもたちの権利が侵害され、子どもたちが戦闘に巻き込まれたり、家族と離ればなれになったり、凄惨な経験や暴力、虐待、搾取に晒されることを強く懸念しています。
セーブ・ザ・チルドレンは、2014年からウクライナで活動を行い、子どもたちやその家族への緊急支援として教育や精神保健・心理社会的支援(こころのケア)、越冬支援の実施、衛生用品キットの提供をしてきました。また、食料や家賃、薬の購入といった生活に最低限必要な支出をサポートしたり、新しい収入源を得られるように、現金の支援も行ってきました。また、学校やコミュニティセンターと共同で、紛争や暴力が及ぼす精神的・心理的影響を軽減し、日常生活における精神的苦痛に対処する力を高められるよう支援を行っています。
ウクライナ・リヴィウ(2022年3月6日撮影)
ウクライナのすべての子どもたちが、全土におよぶ紛争により、身体的な被害や深刻な精神的苦痛を受けたり、故郷からの避難を強いられたりする危険に晒されています。
首都キエフを含む全国の都市で爆発や市街戦が激しさを増し、子どもたちや家族は地下室や防空壕に避難し、そのなかには電気や暖房が使えないところもあります。親たちは、おびえる子どもたちを落ち着かせようとしています。
戦闘が続くなか、セーブ・ザ・チルドレンは、子どもたちの権利が侵害され、子どもたちが戦闘に巻き込まれたり、家族と離ればなれになったり、凄惨な経験や暴力、虐待、搾取に晒されることを強く懸念しています。
セーブ・ザ・チルドレンは、2014年からウクライナで活動を行い、子どもたちやその家族への緊急支援として教育や精神保健・心理社会的支援(こころのケア)、越冬支援の実施、衛生用品キットの提供をしてきました。また、食料や家賃、薬の購入といった生活に最低限必要な支出をサポートしたり、新しい収入源を得られるように、現金の支援も行ってきました。また、学校やコミュニティセンターと共同で、紛争や暴力が及ぼす精神的・心理的影響を軽減し、日常生活における精神的苦痛に対処する力を高められるよう支援を行っています。