【従業員向けセミナー開催】バンダイナムコグループ

2022年2月18日、セーブ・ザ・チルドレンは、バンダイナムコホールディングスとともにバンダイナムコグループ従業員向け「子どもたちの未来を考えるSDGsセミナー」を開催し、グループ23社219人が参加しました。

セーブ・ザ・チルドレンは、バンダイナムコホールディングスより2011年の東日本大震災以降、東北の復興支援事業、そして現在は国内の子どもたちの課題解決事業へのご支援をいただいています。東日本大震災復興支援事業では、同社とは、「『遊び』を通して世の中を変える、子どもの未来を変える」をパーパスに、被災地でのワークショップ開催などの連携を行っています。




セミナー実施の背景
バンダイナムコグループは、「Fun for All into the Future」をグループのパーパスとして制定し、持続可能な社会の実現に向けたサステナブルな活動を推進しています。昨年4月には、「バンダイナムコグループのサステナビリティ方針」を策定し、具体的には、「IP(intellectual property)軸戦略のもと、ファンとともに、バンダイナムコグループが向き合うべき社会的課題に対応したサステナブル活動を推進」することとしています。
また、2022年4月にスタートする中期計画では重点戦略の1つに「サステナビリティ 笑顔を未来へつなぐ」を掲げ、取り組みをさらに強化します。

新たなサステナビリティ方針の策定を踏まえ、グループ従業員に向けてSDGsとは何か、CSRとサステナビリティの潮流や両者の違い、また従業員の自発的な行動へのアイディアとして他社との連携事例の紹介など、セミナー実施の意向を受けて開催されました。

セミナーの内容
セミナーでは、冒頭にバンダイナムコホールディングスチーフサステナビリティオフィサーの浅古様より、グループサステナビリティ方針のご説明がありました。続いて、セーブ・ザ・チルドレンより、団体紹介、これまでのバンダイナムコホールディングスおよびグループとの連携、他社との連携事例の紹介に続き、CSR、SDGs、サステナビリティの関係性とステークホルダーとの連携について説明しました。

その後、セミナーのメインテーマとなるSDGsについて、SDGsが策定された背景、各目標の概要、SDGsと子どもの課題との関係性や企業によるSDGsの取り組み、子どもの権利とビジネス原則、特に原則6の「子どもの権利を尊重し推進する広告およびマーケティング」や他社の取り組み事例などを含む講演を行いました。SDGsについては、壮大な目標に見えるが、実は私たち個人の生活とも密接に関わる身近なものであること、またその達成および子どもの権利の実現には、多様なステークホルダーの連携が重要である旨、説明を行いました。



セミナーの参加者からは、下記のような声が聞かれました。

「社会問題をどこか遠くの出来事ではなく、自分の生活の延長戦上にある出来事と捉えることができた」

「SDGsという言葉を最近見かけることが多くなったものの、実際にどういうことなのかがよく分かっていなかったため、本日の講演で概要が聞けて良かった」

「目先の利益だけではなく、子どもたちの未来を守ること、それが当社のようにゲームや玩具などの製品を子どもたちに向けて販売している会社にとっては非常に大切なことであることがわかった」

「これまでサステナビリティに関するセミナーを受けたことが無かったので、理解という点で大変勉強になった。今後ますます企業としての責任が問われ、評価につながっていく事案であり、更なるグローバル化を達成するにあたり、個人個人が意識すべきことであると考える」

今回のセミナーを通じて、従業員の皆さまがSDGsとその課題を理解するとともに、より身近なもの、自分事として考えるきっかけとなりました。

セーブ・ザ・チルドレンとバンダイナムコホールディングスは、今後もサステナブルな子どもたちの課題解決のためのパートナーとして連携を続けます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
セーブ・ザ・チルドレンは、毎年600以上の企業・団体の皆さまとさまざまな形で連携し、子どもたちを取り巻く課題解決のために、緊急・人道支援や教育、子どもの保護、保健・栄養などの分野で、日本を含む世界約120ヶ国で活動しています。これからも、企業の皆さまとも協力・連携しながら、子どもたちを取り巻く社会課題の解決に取り組んでいきます。

【企業・団体の皆さまからのお問い合わせ先】
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 法人連携チーム
japan.corporatepartner@savethechildren.org
または下記までお電話でお問い合わせください。

TEL:03-6859-0010(東京)/06-6232-7000(大阪)
https://www.savechildren.or.jp/partnership/
PAGE TOP

〒101-0047 東京都千代田区内神田2-8-4 山田ビル4F