(公開日:2012.02.03)
“こんな実験初めて。とても楽しいよ!!”子ども化学実験ショー開催(2012.02.03)
- 日本/東日本大震災/子どもの保護
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は、子どもたちの放課後支援の一環として、子どもたちの放課後の居場所の一つである学童保育に対するサポートを実施しています。
2012年1月21日、日本におけるエボニック グループとSCJは、東松島市の6つの放課後児童クラブの子どもたちを対象に、東松島市サルビア2放課後児童クラブに於いて、子ども化学実験ショー「粉マジックを体験しよう!」を開催しました。当日は、2部制によりショーを開催。午前の開催には32名、午後の開催には24名、合計56名の小学校1~4年生の子どもたちが参加してくれました。
開始後まず、机に置かれた???の番号が書かれた6つの瓶を見て、これらの瓶がそれぞれ何の粉であるのかを当てるクイズを行いました。子どもたちは興味津々の様子。
みんなで粉の中身を、瓶を振ったり離れて見たりして考えています。
元気良く手を挙げ、瓶に入っている粉について発表しています。みんな当てようと必死です。
正解は、?塩 ?砂糖 ?小麦粉 ?プラスチックの粉 ?カーボンブラック ?シリカでした!
今回の化学実験ショーで使うのは、エボニックグループで作られているシリカ。いよいよシリカの特性を生かした実験の始まりです。
第1の実験は、「湿った塩にシリカを混ぜてみよう。」
混ぜると塩はどのようになるのかな?
シリカと湿った塩を混ぜた瓶を振ると、塩がサラサラになりました。「粉雪みたい」「シャリシャリになった!!」子どもたちもビックリです。
第2の実験は、「歯磨き実験をしてみよう。」
油性ペンでアルミ板に好きな絵を描き、それをグリセリンで磨いてみます。歯ブラシで磨いてももちろん絵は消えません。しかし、シリカを混ぜたグリセリンでアルミ板を磨くと、どうなるでしょう。あっという間に絵が消えます。
「どうして消えるの?」「すごーい!!」と歓声を上げる子どもたち。
第3の実験は、「ドライウォーター。」
水にシリカを混ぜて、手でいくら振っても水とシリカは混ざりません。しかし、ミキサーでシリカと水を混ぜると、子どもたちもビックリ!水がどこかへ消えて、サラサラのシリカの粉だけになりました。
水が無くなりサラサラのシリカだけになるミキサーの中。子どもたちも不思議そうに見つめます。
シリカの粉を押すと水の玉が出てきます。かわいい水の玉に子どもたちは大喜び。
そして、そのシリカの粉を指に付けて水そうの中にいれると…。
不思議なことに「指がぬれません!!」シリカの粉を付け、何度も水槽に指をつける子どもたち。
第4の実験では、「迷路ゲーム」を作ります。シリカの水をはじく性質を利用し、モコモコペンで絵を描いて、水滴を利用した迷路を作りました。
好きな色のモコモコペンを使い、みんな慎重に迷路の絵を描いています。
絵に糊を吹き付け、シリカの粉をまぶします。糊が乾くまで絵に触れられません。しばらくの我慢。
水滴を落とすと、シリカで水がはじかれるため、水滴がボールのようになります。
それぞれの迷路の絵に水滴を落とし、迷路のゴールを目指して容器を動かします。コロコロとボールのように転がる水滴に子どもたちは、「もっと水滴を入れて。大きな水滴や小さな水滴も」と心を躍らせていました。
今回の実験が終わった後、「おうちでまたやりたい」「今までこんなことやったことないから、楽しかった」「みんなでまたやりたい」と、子どもたちはとても嬉しそうに話していました。
SCJでは、子どもたちの放課後の居場所の一つである学童保育に対して、今後も保育の充実をはかり、子どもたちの遊びや学び、発達を促す活動を提案していきます。
(報告:広報 三輪 喜則)
2012年1月21日、日本におけるエボニック グループとSCJは、東松島市の6つの放課後児童クラブの子どもたちを対象に、東松島市サルビア2放課後児童クラブに於いて、子ども化学実験ショー「粉マジックを体験しよう!」を開催しました。当日は、2部制によりショーを開催。午前の開催には32名、午後の開催には24名、合計56名の小学校1~4年生の子どもたちが参加してくれました。
開始後まず、机に置かれた???の番号が書かれた6つの瓶を見て、これらの瓶がそれぞれ何の粉であるのかを当てるクイズを行いました。子どもたちは興味津々の様子。
みんなで粉の中身を、瓶を振ったり離れて見たりして考えています。
元気良く手を挙げ、瓶に入っている粉について発表しています。みんな当てようと必死です。
正解は、?塩 ?砂糖 ?小麦粉 ?プラスチックの粉 ?カーボンブラック ?シリカでした!
今回の化学実験ショーで使うのは、エボニックグループで作られているシリカ。いよいよシリカの特性を生かした実験の始まりです。
第1の実験は、「湿った塩にシリカを混ぜてみよう。」
混ぜると塩はどのようになるのかな?
シリカと湿った塩を混ぜた瓶を振ると、塩がサラサラになりました。「粉雪みたい」「シャリシャリになった!!」子どもたちもビックリです。
第2の実験は、「歯磨き実験をしてみよう。」
油性ペンでアルミ板に好きな絵を描き、それをグリセリンで磨いてみます。歯ブラシで磨いてももちろん絵は消えません。しかし、シリカを混ぜたグリセリンでアルミ板を磨くと、どうなるでしょう。あっという間に絵が消えます。
「どうして消えるの?」「すごーい!!」と歓声を上げる子どもたち。
第3の実験は、「ドライウォーター。」
水にシリカを混ぜて、手でいくら振っても水とシリカは混ざりません。しかし、ミキサーでシリカと水を混ぜると、子どもたちもビックリ!水がどこかへ消えて、サラサラのシリカの粉だけになりました。
水が無くなりサラサラのシリカだけになるミキサーの中。子どもたちも不思議そうに見つめます。
シリカの粉を押すと水の玉が出てきます。かわいい水の玉に子どもたちは大喜び。
そして、そのシリカの粉を指に付けて水そうの中にいれると…。
不思議なことに「指がぬれません!!」シリカの粉を付け、何度も水槽に指をつける子どもたち。
第4の実験では、「迷路ゲーム」を作ります。シリカの水をはじく性質を利用し、モコモコペンで絵を描いて、水滴を利用した迷路を作りました。
好きな色のモコモコペンを使い、みんな慎重に迷路の絵を描いています。
絵に糊を吹き付け、シリカの粉をまぶします。糊が乾くまで絵に触れられません。しばらくの我慢。
水滴を落とすと、シリカで水がはじかれるため、水滴がボールのようになります。
それぞれの迷路の絵に水滴を落とし、迷路のゴールを目指して容器を動かします。コロコロとボールのように転がる水滴に子どもたちは、「もっと水滴を入れて。大きな水滴や小さな水滴も」と心を躍らせていました。
今回の実験が終わった後、「おうちでまたやりたい」「今までこんなことやったことないから、楽しかった」「みんなでまたやりたい」と、子どもたちはとても嬉しそうに話していました。
SCJでは、子どもたちの放課後の居場所の一つである学童保育に対して、今後も保育の充実をはかり、子どもたちの遊びや学び、発達を促す活動を提案していきます。
(報告:広報 三輪 喜則)