(公開日:2012.02.17)
「世界の国々について知ろう!“キッズ・ワールド・クラブ”@陸前高田市」(2012/2/17)
- 日本/東日本大震災/子どもの保護
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は、震災後の地域の子どもたちの居場所・遊び場の復旧を目指し、2011年9月に岩手県陸前高田市に『仮設子どもセンター』を設置しました。この『仮設子どもセンター』は陸前高田市における「子どもまちづくりクラブ」の活動の拠点となっていますが、まちづくりクラブの活動日以外には、近隣の子どもたちが集まり、遊んだり、勉強をしたりする機会と場所を提供しています。
今回は、『仮設子どもセンター』で行われているキッズワールドクラブの活動をご紹介します。キッズワールドクラブの活動は財団法人遠野国際協力協会と公益社団法人青年海外協力協会との協働により、昨年9月から毎月2回行われています。小学生を対象に、世界の言葉を使った楽しいゲームをしたり、いろいろな国々の話を聞いたりしています。また、陸前高田市内と遠野市内の学校で英語を教えているALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャー)の先生も来てくださっています。
初回では、自己紹介をかねて、みんなで『アルファベットの名刺』を作りました。
「○○の名前はどう書けば良いの?」「俺、英語で書けるよ。」
初めて英語で名前を書いた子どももいましたが、「Hello, my name is ○○.Nice to meet you.」と恥ずかしそうに、でも英語でみんなと名刺を交換しました。
Halloweenの季節には、「仮面の目の所がむずかしい。」「ねぇ?怖い?」等と話し、自分で作った仮面を付けるなど、みんなで仮装を楽しみました。
秋のThanksgiving Day(感謝祭)は、あまり馴染みのない子どもも多かったようです。
この日は、「ターキーに甘いクランベリーソースをつけて食べるんだよ。」という話に
子どもたちは「えー、甘いソース?」と驚き、他の国の文化に触れる経験をしました。
そのほかにも、クリスマスやバレンタインデーなど、と季節ごとの楽しいイベントがあり、子どもたちは絵を書いたり英語の絵本を読んだりするのを楽しんでいます。
参加するたびに子どもたちは自己紹介が上手になり、今では堂々と大きな声で英語で自己紹介が出来るようになりました。「今度は、いつ?」「〇〇先生も来る?」「今日は何をするの?」と、キッズワールドクラブを楽しみにしてくれている様子がうかがえます。また、開催回数を重ねるたび、参加する小学生の数が増えてきています。
SCJは、今後も地域の他団体の方々と協力しながら、この『仮設子どもセンター』での子どもたちの遊び場・学びの場づくりを推進していきたいと考えています。
(報告/遠野事務所 藤原)
今回は、『仮設子どもセンター』で行われているキッズワールドクラブの活動をご紹介します。キッズワールドクラブの活動は財団法人遠野国際協力協会と公益社団法人青年海外協力協会との協働により、昨年9月から毎月2回行われています。小学生を対象に、世界の言葉を使った楽しいゲームをしたり、いろいろな国々の話を聞いたりしています。また、陸前高田市内と遠野市内の学校で英語を教えているALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャー)の先生も来てくださっています。
初回では、自己紹介をかねて、みんなで『アルファベットの名刺』を作りました。
「○○の名前はどう書けば良いの?」「俺、英語で書けるよ。」
初めて英語で名前を書いた子どももいましたが、「Hello, my name is ○○.Nice to meet you.」と恥ずかしそうに、でも英語でみんなと名刺を交換しました。
Halloweenの季節には、「仮面の目の所がむずかしい。」「ねぇ?怖い?」等と話し、自分で作った仮面を付けるなど、みんなで仮装を楽しみました。
秋のThanksgiving Day(感謝祭)は、あまり馴染みのない子どもも多かったようです。
この日は、「ターキーに甘いクランベリーソースをつけて食べるんだよ。」という話に
子どもたちは「えー、甘いソース?」と驚き、他の国の文化に触れる経験をしました。
そのほかにも、クリスマスやバレンタインデーなど、と季節ごとの楽しいイベントがあり、子どもたちは絵を書いたり英語の絵本を読んだりするのを楽しんでいます。
参加するたびに子どもたちは自己紹介が上手になり、今では堂々と大きな声で英語で自己紹介が出来るようになりました。「今度は、いつ?」「〇〇先生も来る?」「今日は何をするの?」と、キッズワールドクラブを楽しみにしてくれている様子がうかがえます。また、開催回数を重ねるたび、参加する小学生の数が増えてきています。
SCJは、今後も地域の他団体の方々と協力しながら、この『仮設子どもセンター』での子どもたちの遊び場・学びの場づくりを推進していきたいと考えています。
(報告/遠野事務所 藤原)