(公開日:2012.09.12)
子どもたちが発信!「まつしいの足跡~山田町めぐり~」Vol.3 (2012.09.12)
- 日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
岩手県山田町の子どもまちづくりクラブ「けっぱれ山田Toekomst」(通称KYT)のメンバーによる地域の人々への復興に対するインタビュー「まつしいの足跡~山田町めぐり~」も第三弾目を迎えました。第一弾の山田町内豊間根・山田地区、第二弾の大沢地区に続き、今回は船越地区での実施の様子をお届けします。
毎回の活動のインタビュー前にはメンバー間で練習を行ない、実施後はインタビュー内容をまとめ、毎回のレポートが出来上がります。
幅広い地域の人々から復興に関する意見を聞いて紹介するだけでなく、集めた意見に自分たちの想いを乗せて情報発信しています。
今回はどのような地域の人々の想いを伝えてくれるのでしょうか♪
KYTメンバーが考えた山田町のオリジナルキャラクター「まつしい」&「まつこ」の声とともに、お読みください。
■「まつしいの足跡~山田町めぐり~」@船越地区■
こんにちは\(^o^)/
私たちは岩手県山田町の子どもまちづくりクラブ
(・M・)まつしい「けっぱれ山田Toekomst、通称KYTだ」
(●・M・●)まつこ「よろしく!」
「まつしいの足跡~山田町めぐり~」@船越地区では船越にある
道の駅と
仮設住宅で
9月2日に行ないました。
(・M・)まつしい「子どもから大人まで14人の方々に協力してもらった内容はこちら!」
写真撮影:山田町子どもまちづくりクラブKYTメンバー
質問内容
・現在山田の復興は進んでいると思いますか?
・仮設住宅やお店が出てきたけど、まだまだだと思う
・商店街、仮設住宅、船越が全く変わらない
・復興しているか分からない
・ひどいし、変わらない
・あなたにとって、どのような状態を復興と言えますか?
・にぎやかな町
・前の町の状態
・色々な人が家にすめること
(・M・)まつしい「前の町はにぎやかだったから、前の町の状態に戻ってほしい」
・今の山田町をどう思いますか?
・人口がへった。ちゃんとした病院がほしい
・もとにもどってほしい
(・M・)まつしい「前の山田町のような場所に少しずつ変わっていってほしい。もっと楽しいところになってほしい!!」
・山田のまちづくりについて、あなたはどう考えていますか?
・仮設住宅がなくなってほしい
(●・M・●)まつこ「仮設じゃなく、ちゃんとしている建物じゃないと大変だと感じた」
・子どもたちがまちづくり活動をしていることについてどう思いますか?
・ありがたい。いいことだと思う。子どもたちに元気をもらっている
実施後の私たちKYTメンバーの感想です
・早くみんなが楽しく暮らせる山田になってほしい
・たくさんの人の意見や震災の話が聞けてよかった
・意見をきいてみて、あらためて考えさせられた。やっぱり、このことを忘れちゃだめだし、多くの人に伝えていかなければだめだと思った
・色々なきちょうな体験話(震災)を、聞かせてくれて、伝えていきたい思いが強くなった。泣きながらも話してくれたことに、かんしゃしてる
今後も、たくさんの人々に、復興についての意見を聞きたいと思います。がんばります!!
(報告:山田町子どもまちづくりクラブKYTメンバー&遠野事務所・山田心健)