お母さんたちの声を聞いてきました~栄養改善・生計向上支援事業と母子保健事業を視察~(2012.9.26)

現在実施している栄養改善・生計向上支援事業と母子保健事業のうち、テゴンタウンシップとクンジャンゴンタウンシップの2サイトを視察し、進捗モニタリングを実施してきました。


今回の視察のもう一つの目的は、現地のひとびとの声をきくこと。事業対象地の子どもたち、お母さん、妊婦さん、村のリーダー、事業で育成したボランティア、助産師、保健当局、現地事務所の職員などとの対話の場を多く設けました。




外務省との連携で実施されている事業は、日本の対ミャンマーODAの一環。これらの事業がいかに現地のひとびとの役に立っているかを広く知らせることは、実施団体としての大切な説明責任。そのため、SCJでは広報と海外事業の連携に積極的に取り組んでいます。





広報担当者が現地入りし、事業の受益者である村のお母さんや子どもたちと直接対話することにより、現場から届く報告書や資料にいきいきとした「奥ゆき」や「幅」がひろがり、瑞々しい「色彩」が加えられることでしょう。現地の目線に立った、より良質な情報発信・広報活動に貢献することと思います。



滞在中、事業視察の他にも、ミャンマー保健省の副大臣、在ミャンマー日本大使館の公使、JICAミャンマー事務所の次長等と面会。SCJの活動実績と現在の取り組みをもとに、ミャンマー国民の生活向上に直接裨益する支援や少数民族支援におけるSCJの強みを活かした更なる連携を提案しました。今後も協議を続けていきます。

引き続きご理解とご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

(c) Sai Thiha Soe / Save the Children

(報告: ミャンマー事務所 藤野)

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