子ども・地域おうえんファンド

日本各地で子どもの暮らしや育ち、まなびを支える非営利の活動を応援し、また、これを通じて子どもたちの育つ環境を長期的に改善していくことを目的とした助成プログラムです。
子ども、保護者、子ども支援関係者のために各地で活動する団体を幅広く対象とし、その事業や組織運営の在り方をともに考え、資金や組織運営に加え、団体の活動における子どもの権利保障のための環境づくりもサポートしていきます。

助成の流れ(変更の可能性があります。)

申請締切
秋頃

審査結果通知
11〜12月

事業開始
翌年1月

事業終了
3年目9月末まで

第3回公募情報

第3回助成先団体を決定しました。

申請案件全体の傾向

全国各地より、41件の申請がありました。気づかれにくい子どもや大人の声を聴き、支え、発信する事業の申請を多数いただきました。
申請の事業分野は、昨年同様、子どもの貧困解決を目指す事業が最も多く、次いで多かったのは子ども虐待の予防や対応、子どもの居場所づくりでした。子どもの意見表明や参加そのものを主とした事業の申請も複数見られました。また外国にルーツを持つ、不登校であるなど、取り残されがちな状況下にある子どもたち、およびその保護者を対象とする事業が多く見られました。

審査過程

11月に外部および内部の審査員による書類審査を行い、3団体を採択しました。

今回の公募では「子ども参加」の取り組みがあることをより重視しました。申請内容を見ると、子どもを主体にした活動を検討している事業が昨年度よりも多く見受けられました。しかし、事業のあらゆる過程で子どもの声を聴き、反映させ、真に子どもが主体となって運営されるような「子ども参加」の実践は、いまだ発展途上であるように感じられました。子ども参加の実践が各地でより進むよう、セーブ・ザ・チルドレンも発信やサポートを続けていきます。

審査では、事業および組織の「継続性」および「発展性」について多くの議論が交わされました。地域NPOがその意義ある活動を続けていくためには、助成終了以降まで見据えた組織基盤強化の計画も重要になります。また、地域全体の子どもの権利保障を目指す動きに良い効果を及ぼすと期待される申請に、より高い評価が集まりました。

詳細は下記の「審査員講評」および「採択団体一覧」をご覧ください。

問い合わせ先

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 国内事業部 地域NPO支援事業 瀬角(せすみ)・門川(かどかわ)
Email: japan.cn@savethechildren.org

お問い合わせはメールでお願いいたします。
※ご申請前のお問い合わせ・ご相談を受け付けます。内容を簡単に記載したメールをお送りください。
担当者より折り返しご連絡を差し上げます。

助成実績

第2回助成先団体

第1回助成先団体

過去の公募・採択情報

第2回公募 (2023年)

第1回公募 (2022年)