(公開日:2014.01.14)
【シリアの子どものためのアクション】子どもを標的にしないで!(2014.01.14)
- アドボカシー
シリア内戦が始まって以来、子どもたちは激しい紛争の被害を受け続けています。今現在、シリア国外へ逃れた100万人を含め、500万人もの子どもたちが助けを必要としていますが、私たちは彼らを「ロスト・ジェネレーション(失われた世代)」にしてはなりません。
セーブ・ザ・チルドレンは、今月22日にスイス・ジュネーブで開催されるシリアの内戦終結に向けた国際和平会議(ジュネーブ2)において、子どもを標的にしないという基本合意達成に向け、国連・アラブ連盟のブラヒミ合同特別代表(シリア担当)及び米国のジョン・ケリー国務長官に以下の請願書を提出します。ご賛同いただける方は、どうぞ署名にご協力ください。
【請願内容】
<宛先>
国連・アラブ連盟ラクダール・ブラヒミ合同特別代表
ジョン・ケリー米国務長官
<内容>
シリアのアサド政権と反体制派の双方が交渉のテーブルにつき、30カ国以上が参加する今月22日の国際和平会議は、シリアの子どもたちを守るための具体的な行動を呼びかけるまたとない機会です。
わたしたちは、3つの基本的な措置への合意により、シリアの子どもたちを早急に危険から守ることができると考えています。どうか、内戦の当事者たちに、以下の3点について合意するよう働きかけてください。
1.子どもたちへの緊急支援物資の配布活動を妨害しない。
2.学校や病院を標的にしない、また軍事施設として使用しない。
3.人口が密集した地域への爆撃を行わない。
シリアの子どもたちの世代全体が、暴力によって失われようとしている現状を、今こそ本気で変える時です。どうか和平交渉の場で、すべての関係者に対して、「子どもたちを標的にしない」よう要請してください。
◆ 署名は終了いたしました ◆