(公開日:2014.09.05)
「光通信手づくり実験!」vol.3
ソニー・サイエンスプログラム@仙台市立仙台青陵中等教育学校(2014.09.05)
- 日本/東日本大震災/教育
2014年8月8日、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンとソニー株式会社の協働プロジェクト「RESTART JAPAN」によってソニー・サイエンスプログラムが開催されました。今回の開催場所である仙台青陵中等教育学校は2回目の開催となります。夏休み中の自主参加で30名の生徒たちが集まり、前回と同じ「光通信手づくり実験!」のワークショップを実施しました。
■光の流れを追求■
「光通信手づくり実験!」は、自分でハンダを使ってつくる光通信機で光通信や電子回路の仕組みを学ぶことができるプログラムです。目に見えない赤外線、LED、そしてレーザーとさまざまな光の性質や通信距離の違いを、実験を通して学びます。今回は実験の時間を多めに取り、鏡やルーペ、フィルムを使って目に見えない光の流れを確認していきました。
鏡を使って光を反射させたり、光通信の光が届く距離を測っている生徒たち
■光の線がみえた!■
光が通信されていることがわかった後は、学校の先生から赤外線通信の仕組みを見せて頂きました。昨年の経験から、学校の先生も積極的に生徒たちへ科学実験の面白さを伝えていました。
普段、私たちの目には見えない赤外線。カメラの画面を通してみると…
「見えた!!」と生徒たちは驚きながらも大盛り上り♪みなさんにもピンク色の光が見えるでしょうか?
自分で製作した手づくり光通信機で、色々な実験をした生徒たち。少しでも科学の楽しさを感じ、夏休みのいい思い出につながればいいです♪
~参加した生徒たちの声~
・赤外線がカメラで見えることに驚いた
・個人で作成したことで仕組みを理解できたことが楽しかった
・今以上に理科が好きになった
・主に光通信がどのような所で使われているのかを知りたい
「RESTART JAPAN」は今後もソニー・サイエンスプログラムの開催を通じて、子どもたちが触れる機会をつくっていきます。次回は9月に行われる宮城県利府町立利府小学校での開催のご報告をを楽しみにしていてください
(報告:仙台事務所 菅原絵美)