(公開日:2016.07.04)
難民の子ども写真プロジェクト「私たちの夢(Our Dream)」
- グローバルキャンペーン
難民の子どもたちが置かれた状況を広く伝えるため、セーブ・ザ・チルドレンは写真家パトリック・ウィロク氏を起用したプロジェクトを実施しました。ウィロク氏は数カ月にわたり難民の人々と生活を共にし、8枚の絵画的な作品を撮り下ろしました。各作品とその背景をご紹介します。写真プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。(別ウィンドウで開く)
作品名:「私たちの夢(Our Dream)」(撮影地・レバノン、ベカー渓谷)
ゼイナさん(11歳、写真右)は芸術家、サミラさん(10歳、写真左)は女優になるのが夢。2人は親友で、ともにシンデレラなどのテレビアニメの影響を大きく受けたそうです。
2人とも、住んでいた地域で激しくなる戦闘や爆撃から逃れるため、家族でシリアからレバノンへやってきました。サミラさんの隣人一家は、ある日爆撃で、全員亡くなりました。
「シリアでは、飛行機と爆撃が一番怖かったです。飛行機が飛んでくるだけで、空爆されるのではないかと不安でした。シリアにいた頃は、風が吹いても雪が降っても大きな問題ではなかったのに、テント暮らしの今は、風が吹くとテントが飛ばされてしまうのではないかと心配になります」と、サミラさんは話してくれました。
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作品名:「私たちの夢(Our Dream)」(撮影地・レバノン、ベカー渓谷)
ゼイナさん(11歳、写真右)は芸術家、サミラさん(10歳、写真左)は女優になるのが夢。2人は親友で、ともにシンデレラなどのテレビアニメの影響を大きく受けたそうです。
2人とも、住んでいた地域で激しくなる戦闘や爆撃から逃れるため、家族でシリアからレバノンへやってきました。サミラさんの隣人一家は、ある日爆撃で、全員亡くなりました。
「シリアでは、飛行機と爆撃が一番怖かったです。飛行機が飛んでくるだけで、空爆されるのではないかと不安でした。シリアにいた頃は、風が吹いても雪が降っても大きな問題ではなかったのに、テント暮らしの今は、風が吹くとテントが飛ばされてしまうのではないかと心配になります」と、サミラさんは話してくれました。
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