「いのち・みらい貯金箱」2016年4月~6月までの活動報告

 セーブ・ザ・チルドレンは、緊急人道支援の最前線で、医療・保健サービス、食料や援助物資、安全な水や衛生環境、仮設住居、教育の機会、心のケアなどを提供し、多くの子どもたちやその家族の「いのち(命)」と「みらい(未来)」を守るために活動しています。

4月14日に発生した熊本地震。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、地震発生翌日の4月15日に大きな被害を受けた益城町に入り、16日以降、離乳食やおしりふき等の支援物資を配布したほか、益城町の5ヶ所の避難所で、子どもが安心・安全に過ごすことのできる「こどもひろば」の開設・運営を行いました。5月13日までの「こどもひろば」の利用者は、のべ約2,100人でした。また、益城町の全公立小中学校を対象にした給食支援を5月16日から開始したほか、防災用品や学用品の配布なども行っています。

今後も給付型奨学金の提供など、子どもたちの生活を回復するための活動を行っていきます。(支援内容の詳細はこちら

 
避難所に開設された「こどもひろば」で遊ぶ子どもたち(2016年4月)


2016年4月~6月の期間中、「いのち・みらい貯金箱」へのご支援をもとに対応した世界各地の自然災害や人道危機を以下の通りご報告します。
(いのち・みらい貯金箱の詳細はこちら


[アフリカ地域]
ジンバブエ:食糧危機支援
ウガンダ:南スーダン難民支援、南西部の洪水・地すべり被災者支援
エチオピア:洪水被災者支援、ガンベラ州での南スーダン難民支援
モザンビーク:干ばつ被災者支援
ソマリア:ソマリア中部の洪水被災者支援

[アジア]
ミャンマー:ミャンマー北部の紛争による被害者支援
アフガニスタン:クンドゥーズ州での緊急人道支援
スリランカ:コロンボ近郊での洪水被災者支援
ベトナム:干ばつ被災者支援
インドネシア:エルニーニョ現象の影響による大雨および洪水被災者支援

[カリブ・ラテンアメリカ]
コロンビア・ボリビア・エルサルバドル・ニカラグア・ホンジュラス:ジカ熱予防策対応
エルサルバドル・グアテマラ・ホンジュラス:母国での貧困や暴力などが原因で急増する移民問題と、それに伴う子どもの権利侵害への対応

[中東・ユーラシア]
エジプト:デルタ地帯での暴風雨および洪水被災者支援
イエメン:拡大する紛争により影響を受けている人々への人道支援
イラク:国内避難者およびシリアからの難民に対する人道支援
パレスチナ自治区:ガザ人道危機対応

皆様からのたくさんのご支援、ありがとうございました。
いつ、どこで、どのくらいの規模で起こるか分からない緊急事態への対応は、時間との闘いです。自然災害や人道危機の緊急事態に備えるため、今後も引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

いのち・みらい貯金箱へのご寄付はこちら







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