イエメンにおける葬儀空爆に対する声明

(閲覧注意:負傷した子どもの写真が掲載されています)

イエメンの首都サヌア北部で16日、サウジアラビア主導の連合軍が葬儀を空爆し、女性9人と子ども1人が死亡し、子どもを含む多数の負傷が出たと、ロイターが報じました。

この報道を受け、セーブ・ザ・チルドレンは直ちに職員を病院に派遣し状況を確認した上で、イエメン事務所副代表のグラント・プリチャードによる声明を発表しました。

「これは恐ろしい攻撃です。子どもが1人亡くなったと報道されていますが、空爆の負傷者を収容している病院を訪れた職員からの報告では、重傷を負った乳幼児2人が治療を受けています。そのうちの1人は1歳の女児で、爆弾の破片が内臓まで達し、顔全体にやけどを負っています。女児の叔母が私たちに語ったところによると、母親は空爆で死亡し、子ども2人がまだがれきに埋もれています。

この約2年間に、こうした空爆が、誰も裁かれることなく、様々な勢力により実行されています。その犠牲を強いられているのが、子どもたちであり、その家族なのです。空爆は子どもたちの家や学校、病院を直撃し、今までに1,500人もの子どもが殺され、何千人もの子どもたちが障害を負わされました。こうした行為が犯罪であることは明白であり、決して許されるものではありません」 





 
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