イエメンでコレラの感染が拡大。50万人以上が感染の疑い

セーブ・ザ・チルドレンは、イエメンで、50万人以上がコレラの感染の疑いがあるという世界保健機関(WHO)の報告をうけ、子どもたちとその家族への感染拡大を懸念しています。


過去4ヶ月間で、コレラの感染により子ども650人以上が犠牲になりました。この人数は、ユニセフの発表による、今年1月からイエメンでの紛争により亡くなった子どもの犠牲者数の3倍以上になります。

セーブ・ザ・チルドレン イエメン事務所代表ターメル・キロロスは、「コレラに感染し犠牲になった子どもの人数は、今年に入って、イエメンでの紛争で犠牲になった子どもの人数より、多い状況です。

感染が最も拡大している地域では、コレラ流行の前から、多くの栄養不良に陥っている子どもたちがいました。

セーブ・ザ・チルドレンが運営する治療センターには、飢えと病気に苦しむ子どもたちが治療を受けていますが、紛争で崩壊した医療システムや、支援が届きづらい状況によって、子どもたちは、重い代償を払っています」と訴えます。


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