(公開日:2020.05.15)
ワークショップ【たたかない、怒鳴らない、子どもと向き合うヒント】を開催しました
- 日本/子ども虐待の予防
セーブ・ザ・チルドレンは、4月22日および28日に子育て中の親や養育者を対象とした「オンラインワークショップ たたかない、怒鳴らない、子どもと向き合うヒント」を開催しました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、通常対面で実施しているワークショップをオンライン版に変更しての試みとなりましたが、2日間で合計7人が参加しました。
ワークショップでは、たたいたり怒鳴ったりすることが子どもに与える影響を学び、そうしたことに頼らずに子育てをするためのヒントを一緒に考えました。
まず、イラストを使い、たたいたり怒鳴ったりすることとしつけの違いを紹介。次に、子ども自身や親子関係にとってたたいたり怒鳴ったりすることはどういった影響があるのかを考えました。参加者のみなさんからは、「子どもがびくびくして自分の意見を言えなくなる」「自分の意見が通らないと大人のまねをして力を使うようになる」などの意見が出ました。そのうえでセーブ・ザ・チルドレンからは、たたいたり怒鳴ったりすることが、子どもの発達に負の影響をおよぼすことが科学的に明らかになっていること、また、生きる・育つ・守られる・参加するといった子どもの権利を侵害していることを説明しました。
ワークショップの後半では、たたいたり怒鳴ったりせずにどのように子どもと向き合うのかを「イライラを理解する」、「子どもに寄り添う」、「伝わるしつけ」という3つの点から考えました。
普段イライラした時にどう対処をしているのかをお互いに共有し、子どもの視点や声に耳を傾けるうえで大事にしたいこと、親として伝えたいことを伝えるうえで気を付けたいポイントなどを紹介しました。参加者全員が自宅からの参加でしたが、積極的にワークに取り組んでいる様子が画面の向こうから伝わってきました。
ワークショップ後のアンケートからは、「普段の子どもとの関わりで当てはまることが多く参考になった」、「(オンラインでの参加のため)通常会うことのない方の意見が聞けて良かった」、「子育てについて振り返るきっかけとなった」といった声が寄せられました。
セーブ・ザ・チルドレンは、今後もさまざまな機会を通して、「たたかない、怒鳴らない子育て」を広める活動を続けていきます。
(報告:東京事務所 岩井さくら)
新型コロナウイルス感染症対策のため、通常対面で実施しているワークショップをオンライン版に変更しての試みとなりましたが、2日間で合計7人が参加しました。
ワークショップでは、たたいたり怒鳴ったりすることが子どもに与える影響を学び、そうしたことに頼らずに子育てをするためのヒントを一緒に考えました。
まず、イラストを使い、たたいたり怒鳴ったりすることとしつけの違いを紹介。次に、子ども自身や親子関係にとってたたいたり怒鳴ったりすることはどういった影響があるのかを考えました。参加者のみなさんからは、「子どもがびくびくして自分の意見を言えなくなる」「自分の意見が通らないと大人のまねをして力を使うようになる」などの意見が出ました。そのうえでセーブ・ザ・チルドレンからは、たたいたり怒鳴ったりすることが、子どもの発達に負の影響をおよぼすことが科学的に明らかになっていること、また、生きる・育つ・守られる・参加するといった子どもの権利を侵害していることを説明しました。
ワークショップの後半では、たたいたり怒鳴ったりせずにどのように子どもと向き合うのかを「イライラを理解する」、「子どもに寄り添う」、「伝わるしつけ」という3つの点から考えました。
普段イライラした時にどう対処をしているのかをお互いに共有し、子どもの視点や声に耳を傾けるうえで大事にしたいこと、親として伝えたいことを伝えるうえで気を付けたいポイントなどを紹介しました。参加者全員が自宅からの参加でしたが、積極的にワークに取り組んでいる様子が画面の向こうから伝わってきました。
ワークショップ後のアンケートからは、「普段の子どもとの関わりで当てはまることが多く参考になった」、「(オンラインでの参加のため)通常会うことのない方の意見が聞けて良かった」、「子育てについて振り返るきっかけとなった」といった声が寄せられました。
セーブ・ザ・チルドレンは、今後もさまざまな機会を通して、「たたかない、怒鳴らない子育て」を広める活動を続けていきます。
(報告:東京事務所 岩井さくら)