(公開日:2020.07.13)
「ポン!と背中に手を添えて貰った」ひとり親家庭応援ボックスを受け取った方々からの声の紹介
- 日本/国内災害
セーブ・ザ・チルドレンは5月下旬、新型コロナウイルス感染症緊急支援の一環として、東京都23区内に在住するひとり親家庭310世帯へ、食料品や子どものこころのケアに関するリーフレット、遊具などをセットにした「ひとり親家庭応援ボックス」を届けました。
「応援ボックス」を受け取った方から多くの感想が寄せられたので、今回は、その一部をご紹介します。※紹介する声や写真は了承を得て掲載しています。
国内事業としては、初めて実施した食を中心とした支援でしたが、「水で空腹をしのいでいる」や「子どもの体重が減ってしまった」などの声から、新型コロナウイルス感染症がひとり親家庭に想像以上に深刻な影響を及ぼしていることを改めて目の当たりにしました。
そんな中、今回の支援では、「これで暫くは毎日の食事に困らなくて済みます」「支援により子供達が健やかに成長できます」という声が届くなど、ひとり親家庭のみなさんの食の確保に一定の役割を果たすことができたと考えています。
また、「(今回の支援で)生きる力になります。」「このような支援があると知ったことで心強くなれました。誰かに頼りたくてもなかなか頼れず、一人で頑張るしかないと思ってしまいますが、一人ではないと言うことでこれからも頑張れそうです」といった声も届き、食料品の提供のみならず、ひとり親家庭を応援する存在がいる、というメッセージを伝えることにもつながったのではないかと思います。
セーブ・ザ・チルドレンでは、「ひとり親家庭応援ボックス」で明らかとなった厳しい生活状況や求められる支援などの結果を踏まえ、引き続き行政に対してひとり親家庭への支援の拡充を求める活動を行っていきます。
「ひとり親家庭応援ボックス」は皆さまからのご寄付および企業各社からのご支援により実施しました。